kyon's日誌

つれづれに・・・

お返し

2002年10月09日 | 日記
何だかウソのように、あちこちからもらい物をしたりする事がある。

太極拳の練習に行ったら、パンを焼いてみたの、食べてね・・・と貰い、
先生からは栗のおすそ分けを頂き、
お昼にやって来た横手の方にはお弁当のご相伴に預かり、
家に戻っては、沢山のイチジクが友人から届いていたり、
先だっての交流会の演武の私の写真がポストに有り・・・
・・・と、あらま、今日はなんという日かしら?・・・と、驚くやら、恐縮するやら、嬉しいやら。。(*^_^*)(*^^*ゞ・・・

昔、知人の一人に言われたことを、ふと思い出す。。

”何かものを貰ったりお世話になったり、親切にしてもらったりすると、嬉しいけど、直ぐにお返しをしなけりゃ失礼かもしれないと思い込んで、義理堅く直ぐの返礼を考えるけど・・、あのね、私は今は大丈夫だから、その気持ちは私よりも必要としている方に回してあげてね。。余力のある方が、出来る時にお返しをすればいいと思うの。”

その時は直ぐに飲み込めなかった。。
お世話になった礼を尽くして悪い事は無いはずだし、それは、出来るだけ時間をおかない方が相手にも失礼にならないはず・・・と思っていたので、狐につままれた感じがして、何だか尻切れトンボのような気分になり、その上、淋しい気がしたものだった。。

ホントの事を言えば、あの時、私は自分のお返ししようとしたものが、彼女は気に入らずに、上手い断り方をされたのかとも一寸思ったりした。
自分が思っていた以上に、彼女には私の気持ちが負担だったのかとも思った。

いや、考えてみると、世間一般の当たり前とされる常識みたいな付き合い方を、無意識にしていただけだったのかもしれない。しかし、友人としての付き合いならば、もう少し考えてみた方が良かったのかもしれない。。

人を元気付けたり、手助けしたりする時は、自分の心に余裕が必要だ。。困っているその人よりも、僅かでいいから気持ちの余力が必要なのだと思う。

お礼は、早いに越した事はあるまいが、親しいならば尚のこと、いつか必ずその人の為に、その人に必要なお返しが出来るように、自分を元気で健康にしておくのがいいのかも知れない。

そんな風に考えるようになってから、私はお礼は、直ぐに返さねばならないという律儀を捨てた。(世間的な付き合いは別である(笑))

さて・・・先だってのお礼は・・・どんな風にお返ししようか・・・(*^^*ゞ
コメント
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