kyon's日誌

つれづれに・・・

コンサート

2002年10月14日 | 日記
「新米二升コンサート」・・面白い題名のコンサートでしょ?(笑)

昨日、<斎藤忠生>さんという、秋田の五城目町出身のテノール歌手(東京在住)が、ちょっとしたミニコンサートをやられたので、あたふたと出かけて来た。。。

最近は著名なオペラ歌手が、スタンダード歌曲
等をピックアップしてヒットしたり・・と、世界的な傾向があり、面白いなぁ・・と思っていたのや、じかに聴く楽しさを味わいたいと思ったりしていたので・・・とても嬉しいコンサートであった。。

秋田弁の軽妙な語りを入れて、忠生さんよりお若いテノールとソプラノが混じって、ピアノだけの伴奏で・・・勿体無いくらいの聴き応えである。
五城目高校が60周年記念で校歌を頼まれ、お祝いがてらの来秋であったが、ついでに、・・・っと、なったらしく、新米も食べたいし・・・ということで、米二升・・・という事になったらしい(笑)それも、あきたこまちの新米という条件付きであった(笑)

小さな季節料理を出す、庵のような粗末な家が千秋公園内の外れにあり、そこを任されているおばさんが、一人で切り盛りしている。60歳になるが、秋田の季節料理や山菜料理が、田舎のオバちゃんの味で楽しめる。。

そして、オバちゃんの顔はとても広くて、そのお人柄に惚れて、時々、著名なお役者や歌手が来ては立ち寄るのだ。。

私も年に何度か、仲間と利用しているが、何度食べても飽きない。。。(笑)

そんな所で、あっという間に、2、30人が集まって、膝を突き合わせてコンサートを聞いた。。。
浪々と楽しいコンサートである。。
宵待ち草、荒城の月、ふるさと・・・リリーマルレーヌ、オペラ曲・・・などなど・・・懐かしさと、優しいテノールが、公園の中にも染みとおる感じである。。

オペラは舞台で聞くだけでなく、こうした楽しい集いの中でも、充分に楽しいものだと感じさせてくれる。。。むしろ、こうした草の根コンサートの方が、より、本来の声量に叶うのではないかとさえ思われたりする。。。

心地よい午後のひと時であった。。(*^_^*)

11月23日にも来られるらしいから・・・秋田の方は是非・・・また楽しいコンサートにお出かけ下され・・・(*^_^*)
コメント
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