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老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

新実存主義

2021年07月19日 | 読書一般

( kindle版あり )

「 心と脳は同じものなのか。

心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。

心と脳はなぜ

「サイクリングと自転車」の関係

に似ているのか――。

『世界はなぜ存在しないのか』で

「世界」を論じた気鋭の哲学者

がつぎに切り込むのは「心」。

脳科学全盛の時代に、

実存主義と心の哲学をつなげ、

21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

■内容紹介(第5章より抜粋)

1 人間は本質なき存在であるという主張

2 人間とは、自己理解に照らして

みずからのあり方を変えることで、

自己を決定するものであるという思想

哲学的思考における

来たるべきポスト自然主義の時代――

その時代の選択肢のひとつとして、

新実存主義を育んでいこう

という本書の私の論考は、

こうした実存主義のスローガンが

心の哲学にとって何をもたらすか

を明らかにすることに狙いがあった。

心の哲学の中心問題を立て直そうという目論見だ。

哲学者のあいだにいまもはびこる

自然主義的世界観の行き詰まりや病を思えば、

それは緊急の課題と言わなければならない。

■目次

序論 穏健な自然主義と、還元論への人間主義的抵抗

ジョスラン・マクリュール

第1章  新実存主義

――自然主義の失敗のあとで人間の心をどう考えるか

マルクス・ガブリエル

第2章  ガブリエルによる論駁

チャールズ・テイラー

第3章  心は「存在する」のか?

ジョスラン・ブノワ

第4章  人間の生とその概念

アンドレーア・ケルン

第5章  四人に答える

マルクス・ガブリエル        」(内容)

( kindle版あり )

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