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老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京大卒の猟師・千松信也さんの、「自分の力で肉を獲る」

2020年09月03日 | 京都の自然・植物園・動物園

以前拙ブログでもご紹介した

ことのある( → コチラ )

京大卒の猟師・千松信也さんの近著、

「自分の力で肉を獲る」。

「 動物好きだったぼくは、
「自分は動物の肉をいつも食べているのに、
その動物の命を奪うのをほかの人に
まかせっきりにしているのはずるいんじゃないか」
とずっと考えていた——

わなの仕掛け方から、獲物のしとめ方、解体の手順まで、
ていねいに解説した子どものための「野生への手引き」。
本書には「生きる・食べる」ことのリアルがたくさんちりばめられています。
豊富なイラストと写真で、狩りの実際や日々の生活をつづりながら、
人間と自然との絆を深く見つめた1冊。

 

■映画「僕は猟師になった」

【 2020年8月・全国順次ロードショー 】

NHK総合ドキュメンタリー番組で千松さんの日常が放映されたところ、視聴者から大反響。
新たに300日の追加取材を加え、完全新生映画として全国上映されることになりました。
ナレーションは、大河ドラマや「万引き家族」で活躍している俳優・池松壮亮さんが担当。


狩猟をはじめてみてわかったのは、自然や動物たちのことを深く知りながら自分の知恵を
使って獲物を獲るということが、とてもわくわくすることだということ。 
そして、自分自身の力で獲物を獲り、肉を手に入れるというのはやっぱりすごいことだということ。
はじめて獲れたシカと向き合ったときはめちゃくちゃドキドキしたし、その生命を奪うときはとても緊張した。
苦労して解体したそのシカの肉を友人たちと食べたときは、
疲かれ果てて味はよくわからなかったけど、とにかくうれしかったのを覚えている。
——————中略——————
狩猟をするようになって、もうひとつよかったことは、動物の命を奪ってその肉を食べることに、
責任をもって向き合えるようになったということだ。動物好きだったぼくは、
「自分は動物の肉をいつも食べているのに、その動物の命を奪うのをほかの人に
まかせっきりにしているのはずるいんじゃないか」とずっと考えていた。
お金を払って肉を買うということは、お金を払うかわりにほかの人にその動物を
育てて殺してもらっているということだ。
それが自分で猟をして獲物の命を奪い、その肉を食べるという立場になることで、
ずいぶんと気持ちがすっきりした。
肉を食べるために必要なことを全部自分自身の手でできるようになったからだ。

「はじめに」より    」

「 無人島に漂着しても、

この本さえ読んでおけば肉にはこまらない!猟師・千松信也の「野生への手引き」。

著者について

千松信也(せんまつ しんや)
 
1974年兵庫県生まれ。京都大学・文学部在籍中に狩猟免許を取得。
先輩猟師から伝統のくくりわな猟、むそう網猟を学ぶ。
運送会社で働きながら、京都の山で猟をおこなっている。鉄砲は持っていない。
二児の父で、息子たちと一緒に山に入ることも多い。
著書に『ぼくは猟師になった』(新潮文庫)
『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』(リトルモア)   」(内容)

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(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ

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