老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

人工知能まではいいとしても、人工意識となると、、、 ~ 「クオリアと人工意識」

2022年01月09日 | シニアライフ&終活

( kindle版あり )

「 「意識」は「コピー」できるか?

人工知能に「意識」は生まれるか?

茂木健一郎が、

自身のメインテーマである

「意識」と「クオリア」について、

16年の沈黙を破って書き下ろした、

新たな代表作にして問題作 !

人工知能の研究の進展が目覚ましい。

だが、人間は、なぜ人工知能を生み出すのだろうか?

その根底にあるのは、

自分の「似姿」をつくろうとする本能

である気がしてならない。

人間は、その知性を通して、

「万物の霊長」たる地位を確立してきた。

そのような人間の知性の一つの究極の応用として、

人工知能の研究、開発がある。

人工知能の研究には、もちろん、

実用的な意義も大きいが、

それに加えて

人間が自分自身の成り立ちを理解するという意義もある。

人工知能は、私たちの「鏡」なのだ。

その「鏡」の中には、果たして、

「クオリア」に満ちた私たちの「意識」もまた、

映っているのだろうか?

人工知能をつくることは、

「人工意識」を生み出すことにつながっていくのだろうか。

<本文より>

☆本書で考察するテーマの一部

〇眠る前の「私」と、目覚めた後の「私」はなぜ同じなのか?

〇私たちは、「ホモサピエンス」(知性を持つ人間)である以上に

 「ホモコンシャス」(意識を持つ人間)である。

〇物質に過ぎない脳から、

 「意識」や「クオリア」が生まれてくる不思議。

〇「意識」は「コピー」できるか?

〇「人工意識」をつくることは可能か?

〇人工知能が生成した文章は、「どこにもたどり着かない」?

〇統計的アプローチでは、「意識の謎」の解明はできない。

〇人工知能をめぐる議論に、

 ときに驚くほど終末感が漂うのはどうしてなのか?

〇記憶を「外套」だとすると、

 脳は、その外套を引っ掛けておくための

 壁に打たれた「釘」に過ぎないという考え方。

〇「私」という「意識」は、

 この宇宙の全歴史の中で一回だけのものであり、

 一度死んでしまえば二度と戻らないという

 「セントラルドグマ」は正しいのか ?     」(内容)

( kindle版あり )

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