老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都は、清少納言が千年前に描写したのと同じ風景を朝夕眺められる街、、、、

2020年09月10日 | 古典文学都市・京都に住まう愉悦

山口仲美さんによると、

日本の散文史上

「風景描写」 というものを

初めて行ったのは

清少納言らしいのだが、

その清少納言が千年前に

描写したのと同じ風景を

朝夕眺められるのが

京都、、、、という街だ。

百年や二百年ではなく

千年 !

考えてみれば

これはスゴイこと

ではないだろうか ?

下は、その山口仲美さんの

NHK「100分de名著」ブックス所収の

「清少納言 枕草子」。

NHK「100分de名著」ブックス 清少納言 枕草子
 
山口仲美
NHK出版

( kindle版あり )

「 どうして、春は「あけぼの」?

平安中期、清少納言が

中宮定子のもとに出仕した7年間の宮中経験や、

その間に感じた物事を綴った

日本最古のエッセイ集『枕草子』。

当時、初めて

散文に取り入れられた風景描写

男女間のエチケットなど、

作者独自の観察力・批判力に注目する。

紫式部と和泉式部も登場する

特別章「女の才能、花開く」収載。

[内容]

第1章 鮮烈な情景描写

第2章 魅力的な男とは? 女とは?

第3章 マナーのない人、ある人

第4章 エッセイストの条件

ブックス特別章 

女の才能、花開く──清少納言と紫式部と和泉式部  」(内容)

( kindle版あり )

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