老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「徒然草」の歴史学

2022年02月17日 | 源平 & 鎌倉、室町時代の京都

増補「徒然草」の歴史学 (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川学芸出版

「 無常観の文学として親しまれてきた『徒然草』。

一方でこの書は、

鎌倉末期から南北朝時代の宮廷社会や生活空間、

和歌や家集のこと、東国・鎌倉の文化など、

兼好が見、聞き、感じたことの記録でもある。

これらの記述が史実とどう関わり表現されているか、

それを叙述の視点や方法・内容、時期などについて

歴史学の立場から検証。

等身大の兼好の実像に迫り、

時代や社会の息遣いを読み解く。

最新の研究成果を反映した増補改訂版。

著者について

五味文彦
 
1946年生まれ。
 
放送大学教授・東京大学名誉教授。日本中世史専攻。
 
人物史を中心に、絵画や文学、和歌などから歴史を解明。
 
著書に『殺生と信仰』『後鳥羽上皇』角川選書、
 
『中世の身体』角川叢書など多数。
 
『中世のことばと絵』でサントリー学芸賞、
 
『書物の中世史』で角川源義賞受賞       」(内容)
 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鳴門鯛焼本舗・夕景(三条寺... | トップ | 配膳さんという仕事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

源平 & 鎌倉、室町時代の京都」カテゴリの最新記事