風の吹くまま

気の向くままに

㊻ インド レー ゴンパ巡り

2018-09-03 07:00:58 | Weblog
05:49起床
明るくなってはいるが青空は見えていない。

昨日は何時ものベジタリアン食でパンときゅうりそれに杏で朝を済ませた。7時の集合時間の少し前に共有スペースで待っていたら青年も下りて来た。約束の時間に車は出発した。最初に向かう先はラマユル・ゴンパだ。

途中パスポートチェックのあった村。

途中は緑の全く見えない荒涼とした風景が続く。青年の経歴が面白く車の中は話が途絶える事がない。理系の大学の大学院を出た後一般企業に就職したが、残業残業で休みも取れず好きな旅行も出来ないので会社を辞めたのだそうだ。旅をしていた何処かの国でシェフとして雇ってもらう約束をして調理師免許を取る為に専門学校に通う事にした青年は先生にシェフになるのだったら右利きに直したほうがいいと言われる。左利きの人が右手を使えるようになる苦労は右利きの私にはわからないがとにかく右手で包丁を握れるようになったというのだからすごい。出汁巻玉子のフライパン返しのタイミングなども理屈で考えてもダメだとわかりひたすら練習を重ねた話しなど聞いていて主婦としては普段の研究が足りないと反省した。旅が好きで休みをきちんと取れる国で働きたいと最初はドイツに2年間いたのだそうだがドイツは税金が高いので現在はデリーの高級ホテルの日本食シェフとして働いているのだそうだ。世界中あちこち旅をして歩いているらしく色々な国の話もしてもらった。旅先でなければ出会う事もなかった名前もわからない青年だがどこかで元気に活躍して欲しい。
レーでは何処に行っても豪華なマニ車が設置してある。
月の世界にたとえられている場所らしい。
素晴らしい景色だがここで生活するひとはいったい何をやって過ごしているのだろうか。
次に向かった先はアルチ・ゴンパ。


[建物の外観は地味だが、内部の壁画は「仏教美術の宝庫」といわれるように、ラダック最良のものが並ぶ]地球の歩き方より
内部の写真撮影は、お金を支払えば可能なのかも知れない。カメラを持ち込むか聞かれた。
近くのチョルテン内の壁画。この建物は撮影可能だった。
インダス川沿いの、平地に建てられたゴンパは珍しいのだそうだ。写真で切り取ってしまうとすごさが伝わらないが、この川の流れがパキスタンを通ってアラブ海にそそぐ。生まれて初めてインダス川を眺める事が出来て良かった。年代物のマニ車も現役で使われている。
戻りは土産物屋が軒を連ねる小道を通って駐車場の近くのレストランで昼食を食べた。
大盛りで半分残した。

次に向かった先はリキル・ゴンパ。派手な弥勒菩薩像が強い日差しを浴びていた。

せっかくなので横顔(??)も撮影した。人間の顔は左右対象ではないので綺麗に見える方向を誰もが模索(?)していると思うが残念な事に客觀的に自分を見る事はできない。鏡に写った自分の顔を眺めるだけだ。ここでは僧の数も多く、日中は授業を受けている少年僧もいるようだ。訪れた人にお茶のサービスもあるようでで今になって寄れば良かったと後悔している。

こうして3箇所全部回ったので車の中で青年の面白い話しを聞きながら宿に戻ったのは4時半過ぎだった。何時ものチベタンキッチンに行って食事をした。異国の地の果てのようなレーでの夜が更けていく。

出費明細
車チャーター料金@2,000ルピー×2=4,000ルピー
昼食 焼きそば ラーメン 水440ルピー
ゴンパ入場料@50×2箇所×2人=200ルピー
マニ車を持ってマニ車を回していた地元のお母さんと記念撮影 @20×2人=40ルピー
夜 チベタンキッチン デジモモ スープ 水 500ルピー


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