「高千穂採薬記」の道/峠道の野ばら [花酒と旅の空<31>]
峠道の野ばら [花酒と旅の空<31>] 雨は断続的に降り、山脈を薄墨色にぼかした。霧が...
花をたてまつる/5月12日西日本新聞記事です [小鹿田焼ミュージアム溪聲館から<93>]
*以下本文 花をたてまつる 小鹿田焼ミュージアム渓声館のある「ことといの里」の敷地内に...
草原の風から生まれる色/くらら<眩草>で染める [友愛の森/里山再生プロジェクト<44>]
我が家(九州民俗仮面美術館)の前の広場にくらら<眩草・苦参>が生えた。5年ほど前、由布...
草原の風の贈り物/くらら<眩草>で黄色と鶯色が染まった [空想の森の草木染め<70>]
これが我が家の前の広場のクララ。草原に近い植生が発芽を促したのだろう。 再開した「...
白い花の咲く頃(19)鹿島詣 [詩人・伊藤冬留のエッセイと画人・高見乾司の風景素描によるコラボ]
鹿島詣 伊藤冬留 昨秋上京した折、レンタカーで犬吠岬、鹿島神宮へ足を伸ばした。 そのうち...
森の中に自生するくちなしの花に出会った [花酒と旅の空<32>]
仲間たちと森へ行く。 梅雨の晴れ間のひととき。 しっとりと濡れたこの季節の森には、白い...
雨の谷を釣り上った一日/由布院から宮崎への帰りに、ちょっと寄り道 [風を釣る日々<41>]
谷に降りようと、愛用の「川足袋(かわたび)」を履いたら、左足用のものが二つしかなかっ...
梅雨空の下を宮崎から由布院へ [風を釣る日々<42>]
今日(8日)、由布院へ。看板用の板や本棚に並べる本、ノートパソコン、カメラ、10日間を過ご...
神仏にささげる供物 [小鹿田焼ミュージアム溪聲館から<94>]
・以下、本文です。 朝日を拝み、仏前に戻って先祖の位牌に手を合わせて経を読み、家中の...
竹伐りの翁となる一日/竹と遊び竹と暮らす(1)[空想の森から<8>]
再開された「由布院空想の森美術館」の立つ敷地の前面に、竹林が広がっている。その向こう...