由布院から「クララ」を採集して帰ります。
由布院・九重・阿蘇などの草原に自生する植物ですが、年々、減少しつつあるようです。ところが、一昨年、由布院空想の森美術館を再開したその庭に多数の自生があり、少しずつ増えているのです。今回、その中から少しいただいて宮崎へ。
クララは草原の植物で、その根を噛むとくらくらとめまいがするというほど苦いことから、その名が付いた。日当たりの良い草原などに自生する。この草を食草とするシジミ蝶の仲間が産卵する。高さ50-150 cm。草原の中では丈高く、目立つ草である。
全草有毒であり、根の部分が特に毒性が強いが、疥癬の治療薬、解毒・殺虫などの薬効もある。ルピナンアルカロイドのマトリンが薬効の元というが、素人が手を出す代物ではない。
くららの花には、蝶や蜂などの昆虫が蜜を吸いに集まる。 蝶の類には、毒草を食べてその毒を身中のものとして身を守るものがいるという。シジミ蝶やアサギマダラもその一群に入るらしい。
クララの開花期に全草を採取し、染める。ミョウバンの先媒染で明るい黄色、鉄媒染で鶯色が染まる。いずれも、真夏の草原を吹き渡る風の色を思わせる色です。
《クララ染めのご案内》
黄色に染まるクララ染め🌱
クララ染めのストールはお気に入りの一枚。
日程:6月21日(日)
時間:10時~15時まで
場所:森の空想ミュージアム
☆参加費3000円(ランチ込み)
☆別途染のシルクストール代2000円~4000円(お好みのストールをお選びください。)
☆ストール購入+ハンカチや薄手のシャツの持ち込みも可能(お一人様一枚まで)
木綿を染めたい方は呉汁浸けをしてよく乾燥した布をお持ち下さい。
☆付き添いのお子さまは無料ですが、お子さまの昼食の準備を各自お願いします。
☆参加ご希望の方は高見090-5319または右下090-7921-0739にメッセージをお願いします🌿
シルクストール選びですが、同じ染液でも違う雰囲気に仕上がります。そこがまた楽しみの1つです😊
*右下友子さんのフェィスブックから転載して再構成しました。
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