ニュース報道番組で良くお目今年 最初の 須坂市での信州岩波講座です。
講師の寺島さんは 日曜日の朝にかかる方ですね。 今日は1時間半に渡ってじっくりとお考えを聞かせてもらった。寺島さんは、イラク戦争が始まった後、つぎの2点を警告してきたそうだ。先ず、イラク戦争は泥沼化し、日本もそれに引きずられてゆく。次にマネーゲームに依存する資本主義は、腐る。
次に大きな歴史的視野を持って今という時代を俯瞰する事が大事だと。すると戦後のこの60年は歴史上特殊な時代であると。むしろ、歴史的には中国との関係の方が遥かに長く、ずっと中国からの影響を受けてきたのである。
今、冷戦後アメリカ一極集中といわれたが、イラク、サブプライム問題により、その力は急速に低下してきており、今後はアメリカ、中国2国化の時代に入ってゆくであろうと。中国の中華思想とアメリカの理想主義の二つの主張の間でいかに日本は自分の立場を守ってゆけるか?
最後に グーグルのスマートグリッドが車社会にどのように関われるかが時代の変化のきっかけとなるだろうと。
寺島さんの話を聞いて 世界の見方への布石を教えてもらったような気がした。
これからは中国とアメリカに眼を放さないようにと。日本はどちらにつかつかないではなく、日本独自の施策を展開しないと。
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