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ハイコンセプト    ダニエル・ピンク

2009年01月27日 20時20分51秒 | Books

ハイコンセプト  大前研一さん訳となっている

 これからの時代を見据えて どのように戦略を立てるか、等という大それた考えは無いが、それでも少しは覗いてみたいといった気持ちで読みました。 

 自分としては 多くの意見を聞いて、それらを自分なりに纏め上げ、または自分なりのアイデアを築き上げる力が欠けていると自覚させられました。 テレビ等マスコミからのの解説、読書などをしていてもなかなか自分の考えというところに到達しない。周囲に目を配っても結局何者も自分の中に生まれていない事に、脱力感というか自己への絶望感を覚えます。

 この本の中からの抜粋です

 ・答えのない社会を生き抜いてゆく能力      これは優れた個人の下で企業が栄えるというのが結論  突出した個人にはかなわない!

 ・これからは右脳主義      細かいこだわりは左脳 全体像は右脳  左脳は逐次的に処理し 右脳は全体的、瞬時に処理をする一般的に左脳は情報の分析を行い、右脳は統合を得意とする。右脳はばらばらの要素を集め、そこから物事の全体像を認識する能力に優れている。

 ・これからは専門力ではなく 総合力の時代である。

 これから求められる6つの感性センス

1、機能だけではなく デザインも優れていなくては     生活の中で最も重要なのは経験である。物ではなく経験する事にお金を使え。

2、議論よりも物語を語れるように   相手を納得させる話ができる能力が必要。議論での説得ではない。

3、個別よりも全体の調和   全体像を描き、バラバラなものをつなぎ合わせて、印象的で新しい全体像を築き上げる能力。

4、論理ではなく共感     成功する人というのは、何が人々を動かしているかを理解し、人間関係を築き、他人を思いやる能力のある人である。

5、真面目だけでなく 遊び心   笑い、快活さ、娯楽、ユーモアが健康面でも仕事面でも大きな恩恵をもたらす。仕事にも人生にも遊びが必要。

6、モノよりも生き甲斐   驚くほど物質的に豊かになった世界に住んでいるが、多くの人々が日々の生活に苦しむ事から解放され、より有意義な生き甲斐、即ち精神、心の充足を求めている。