盆栽バイクのハンターカブ、外見の盆栽が終わった人は、見えない所へと盆栽化していきます。
ボアーアツプはお金がかかるからあまりしません。
やるのは、お小遣いの範囲内での所有欲を満足させるパーツの取付。
例えば、バネ下重量を下げる(下がる)パーツの取付です。
先日、私が付けたアクスルシャフトのカラーなんかもそうですけどね。
これは安い方の中空アクスルシャフトだが、高い物なら、ん万円とかします。
効果ってどうなんでしょう?
間違いなく「ある」んでしょうが、所詮カブだからプラシーボ効果も大きいんじゃないでしょうか。
それぐらいなら、ほぼ使わないタンダムステップを外せば約2kgのバネ下重量減になります。
こっちの効果の方が大きい気がします。
まあ、趣味の盆栽なので、経済を回すという意味でも付けた方が良いと思います、
これの効果が感じられるような走りは普通は出来ないでしょう。
オーストラリアには改造ハンターカブのオフロードレースがあるみたいなので、それならまだ効くかも(?)くらいですけど。
凄い盆栽ですね。見えないところに凝るって。
江戸時代に幕府に贅沢規制された町人が着物の裏地に凝るみたいなもんでしょうか。
2kgのタンデムステップを外した時は、おっ?軽くなった気がするな!と思いましたが、1kmも走ったら分らなくなりました。
それが数十グラムの軽量化で分るとは思えません。
思うんですが、趣味で乗る人のカブを見ると、リアボックスにステッカーをベタベタ貼ってる、いわゆるステッカーチューンする人が多いです。
他の車種にはほとんど見られない不思議な現象です。
何か『主張』したいバイクなんだと思ってます(笑)
ただし、スタンドを取り払ってトライアングルスタンドを使うことが条件、トライアングルスタンドは100g程度のものもあるのでかなりの軽量化になるはずです。
でも出掛ける都度それを持ち運ばなければならないことや、盆栽発表会場での駐輪時にもたつくことを考えると盆栽とは逆の方向性。
たぶん、やる人はいないでしょう。
まあ、ご存知のようにカブの盆栽ってリアボックスやフロントキャリア等々、10kg以上の重量増をしてると思います。
足回りを軽量化しても、そっちがね。
完全に自己満足の世界(盆栽)だと思ってました。
バネ下重量には関係ないですね。
取り外している人もだいぶいるようですが、面倒だし荷掛フックとしては使えるかなと。
バネ下重量を考えるならばホイールとスイングアームをアルミ製に替えるしかないし、そこまで攻めて走ることも無し、そして高価。
ということでドノーマル。
車両重量はマフラー交換で数キロは軽くなっているでしょう。でも交換目的は獣対策だし(汗)
盆栽でも性能重視弄りでも持ち主の拘りと趣味の世界は千差万別で深いですね。
なにせリアボックスの重量たるや、なんぼ軽量化してもそれで相殺されてしまうと思いますから。
オフ車やロードバイクの軽量化には、走るためというビジョンがあると思います。
それに引き換えハンターカブの改造は、自己満足の美観でしょう。
正に盆栽と言われる由縁だと思います。
ステッカーぐらいじゃないですか?
どうでもいい話ですが、10年ほど前に100均で買ったLED懐中電灯が昇天したので石川町の某ホムセンで1,500円弱の懐中電灯に買い換えました。
単1電池4本仕様です。
これがまぁ明るいのなんの。
わがKLX-125のライトよりもよっぽど明るいのです。照射範囲も良いし。
なんで原二のライトってこんなに暗いんでしょうかね。
夜間航海時なんか補助灯を最低3~4個も付けてるし、アンダーガードもモリワキです。
林道を走らなければ完全に盆栽だと思います(笑)
今の1LED懐中電灯は明るいですよ。
キャンプ時なんかつくづく思います。
あんまり明るすぎてヘッドランプは単三1本の物を使ってました。
しかも光度調整出来るので弱で使ってます。
バイクのライトの暗さは振動対策で信頼性を上げてるから光量が犠牲になってるからだと思ってます。
同じW数でも中華製なら爆光になりますが、信頼性はありませんからね。
特にハロゲンライトだと切れやすいですから。
仕事で防振ライトってのを使ってますけど、やっぱり同じW数のライトに比べると一回り暗く感じます。