会社で休憩時間に雪虫の話になった。
何度かここで書いたけど、雪虫の名前はトドノネオオワタムシです。
そしたら、なんの仲間だって訊かれた。
とりあえずアブラムシの仲間だって答えた。
更にアブラムシはなんの仲間かって訊かれた。
マニアックに話せば、どうせ飽きてソッポ向くくせにと思ったから全部いっぺんに答えました。
アブラムシはセミの仲間でセミはカメムシの仲間だって。
裏を取るつもりで検索してました。
おそらくこれでしょう。
じゃあ、カメムシの仲間は他にどんな虫がいるか訊かれた。
水生昆虫のかなりの虫がカメムシの仲間です。
アメンボ、コオイムシ、ミズカマキリ、タガメ、ミズスマシに噛まれると痛いマツモムシもカメムシの仲間だって。
これも裏を取られた。
裏を取られてイラっとした。
ビートルズのファンにメンバー4人の名前を知らないファンはいないでしょう。
そのレベルの質問だって答えたわ。
Q:雪虫は何の仲間?
A:雪の仲間。
Q:カメムシは何の仲間?
A:カメの仲間。
怒ったら「仲間」の定義(同じグループに属する)を示し、ベン図でも書いて説明してあげましょう。
例:
B=「カメを含む有体/無体物の名前」={カメ, デバカメ, カメムシ, カメダジンジャ, カメダノアラレ, ...}
∴ カメムシ ∈ B
結論:分類なんてものは所詮こういうもの(何に注目するかということ)であると教えてあげるとよいでしょう。
仕事上の関係だから仕方なく答えたけど、どうせ数分後には覚えちゃいないと思います。
話の流れで訊いただけで、空間を埋めるための質問だってのは良くわかってました。
その逆に、私も同僚が得意な事を聞いて「いい気にさせる」事もあるのでお相子なんでしょう。