くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

織田一族発祥の地

2012-08-18 23:59:59 | お出かけ
帰省の折、織田信長公氏神の杜 「越前 剱神社」 に行ってきました。
剱神社は、福井県越前町織田にあり、ここは織田一族の発祥の地です。

神社のパンフレットによれば、
織田信長公の先祖は、織田の荘の荘官として、
また、この剱神社の神官として代々神に仕えてきた由緒ある家柄だったそうです。

 

応永年間(1394年~1427年)に、神官の子「常昌」という人物が、
時の越前の守護斯波(しば)氏から家臣に取り立てられて尾張に派遣され、
故郷の地名をとって織田を名乗るようになりました。

そして織田氏は尾張で次第に勢力を伸ばし、
百数十年の後、信長公の時代には尾張一円を掌握しました。

信長公はこの剱神社を氏神として深く尊崇し、
多くの神領を寄進し、社殿を造立するなど手厚く保護したそうです。

 
剱神社拝殿は江戸時代(弘化4年 1847年)の建立です。

戦国時代から江戸時代にかけ、
朝倉義景や柴田勝家、徳川家康など戦国武将の崇敬も厚く、
武運長久の神社として信仰されたようです。


屋根の紋章は織田氏の家紋と同じ「五つ木瓜紋」です。


剱神社の本殿は、長寛2年(1164年)に建立されたのち焼失、
現在のものは解体修理を経て、江戸時代初期(寛永4年 1627年)に再建されたもの。
「織田造り」といわれる独特の様式を持ち、県の重要文化財に指定されています。


旧神前院護摩堂。江戸時代(延宝3年 1675年)の建立。
剱神社の神宮寺である織田寺の護摩堂として建立されたものです。

剱神社の境内には、多くの摂社・末社があります。


剱神社摂社、織田神社本殿。
室町時代の建立、県の重要文化財です。


剱神社末社、猿田彦神社。
境内を囲む鎮守の杜は荘厳な雰囲気です。





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