原発問題や消費税増税、年金問題など、
たいていのことには賛成か反対かの立場がとれるのだけれども、
何を読んでも、どんなに考えても、
よくわからないのがTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)です。
対象となる範囲があまりにも広すぎて、
いったいどんな影響が、どの程度あるのか、まるで想像がつきません。
専門家と言われる人の説明を見聞きしても、
ほんの一面からしか見ていないような気がします。
ただ、今回の野田首相の国会答弁を見て、
ひとつだけはっきりとわかったことがあります。
「この人(野田首相)も、間違いなくTPPを理解していない」
安全運転だか何だか知りませんが、
言葉は棒読みだし、目は泳いでいるし、
自分で理解していないことを口にしているのが明らかです。
安全運転も度を過ぎれば、かえって危険です。
こんな状態の政権に任せちゃって良いのでしょうか。
昔の人は言いました。
「よくわからないものには、手を出さない」
「向こうからやってきた話しに、うまい話はない」
こういうときは、古人の言うことをきくべきかも知れません。
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