ウォーキングの代わりに
以前から気になっていた「荒川自転車道」を走ってみました。
「荒川自転車道」は首都圏を代表するサイクリングロードのひとつだそうで、
葛西臨海公園から武蔵野丘陵森林公園までの約80kmの長大な自転車道です。
もちろん端から端まで走るのは無理なので、
さいたま市の秋ケ瀬橋公園から川上に向かってスタートしました。
ロードレーサーなんてありません。
買い物用のママチャリです。
河原をこんな道が延々と続きます。 荒川の堤防から河原の風景(下が自転車道)。
追い風も手伝って、それほど苦もなく、約1時間30分で川越市に入りました。
せっかくなので自転車道から降り、川越市内へ向かいます。
目的地は、二年半の保存修理工事を終え、
今年三月から一般公開が再開された「川越城本丸御殿」です。
川越城本丸御殿(1848年建築 埼玉県指定有形文化財)
現存する本丸御殿としては、東日本ではここだけだそうです。
古色蒼然とした廊下 家老詰所の当時の様子
三十六畳の大広間
川越城本丸御殿のあとは、さらに足を伸ばして喜多院へ。
自転車なので移動も10分とかからず苦になりません。
本堂(左)と慈眼堂(右:1645年建築 国指定重要文化財)
喜多院は江戸城から移築された書院(春日局化粧の間)と、
客殿(徳川家光誕生の間)が有名ですが、建物内はすべて撮影禁止でした。
(書院も客殿も国指定重要文化財)
その後、コンビニで昼食をとってから、来た道をUターン。
帰路はただひたすらの向かい風となりました。
ロードレーサーにまたがった完全装備の自転車乗りたちが、
にわかサイクリストのママチャリをどんどん追い越して行きます。
結局、復路は往路よりも30分以上時間がかかり、
6時間超のサイクリング小旅行を終えました。
帰宅して体重計にのってみると、なんと出発前から1.8㎏の減。
しかし、さすがに今日はこたえました。
次に自転車を買うときは、
中古車でもいいからサイクリング車にしようっと!