長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

井関さんちの黒豆茶の名前の由来・・・。

2012年06月26日 | 黒豆製品
井関さんちの黒豆茶」は、井上商店の売れ筋NO.1の人気商品です。



でも井上さんちの黒豆茶じゃなく、なぜ井関さんちの?というご質問をよくいただきます。

この井関さんちの黒豆茶の由来には、井上家に嫁いできた井関まさ江の存在を忘れることはできません。

井関まさ江が嫁いできたのは、昭和23年12月。

戦後間もないころです。

井関家は、丹波篠山の中心部から車で15分ほど山に入る城東村にありました。

この城東村で井関家は農家をしていました。

米や野菜などの生産物の中に「黒豆」もありました。

井上商店の創設者「井上克己」は、当時丹波に暮らしながら、大手菓子メーカーの問屋に努めていました。

昔、黒豆の栽培は別名「あぜ豆」と呼び、畑や田んぼのあぜを強化するために植えられていました。

黒豆の根は地中深く伸び、あぜを崩れにくくする効果があったからです。

当時は黒豆を今のように価値の高い農産物と考える人は誰もいなかったのです。

さて、井関家に嫁いできたまさ江は、井上家に「とじ黒豆」という料理を伝えました。

この「とじ黒豆」は正月に食べる縁起物で、煎った黒豆に飴をからめた料理でした。

この「とじ黒豆」をさ湯に入れて浸してから飲むととてもおいしく、皆喜んで飲んだそうです。

この続きはまた明日・・・。





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