横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第91回定例研究発表会『現代日本蔵書票事情と“三民杯”国際蔵書票大賽収蔵展銀賞受賞報告』

2011年12月22日 | 研究会案内
平成24年1月8日(第二日曜日)14:00~16:00
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:25 発表者 当会代表 羽田 壽夫 氏
参加費:500円

題目:『現代日本蔵書票事情と“三民杯”国際蔵書票大賽収蔵展銀賞受賞報告』
横浜黒船館蒐集としては、『ペリー関連本、横浜本、横浜瓦版、横浜浮世絵、横浜古地図、横浜写真』などが中心であるが、鑑蔵本に貼付するための蔵書票も内外の著名作家に依頼したもの約300点を数える。蔵書票に関し、最初に興味を抱いたのは大学を卒業した昭和38年に購入した庄司浅水著『書物の楽園』に蔵書票に関する記事を発見して以来であるが、昭和59年よりは、日本書票協会に参加し、平成13年よりはその理事も務めている。2年に一度開かれる世界蔵書票会議には、平成4年開催の札幌大会以降ほぼ毎回出席しているが、本年11月に上海にて開催された“三民杯”国際蔵書票大賽については収蔵展部門にて小生収蔵品が銀賞に選定され、主催者より小生のみならず家内も出席するよう強く要請された。蔵書票は小美術品としての世界的市民権を得ているにも拘わらず、我が国では十分に認知されているとは言い難い。このため、今回はまず小美術品としての世界的市民権を得ている蔵書票の魅力を御理解戴こうと考え、『蔵書票とはなにか』、『蔵書票を貼付した本』、『蔵書票の歴史』、『蔵書票のテーマ』、『蔵書票の魅力』から説き起こし、横浜黒船館書票コレクションを中心に、 ①現代日本作家による蔵書票、 ②西欧作家による蔵書票、についてご報告し、次いで ①“三民杯”国際蔵書票大賽収蔵展銀賞受賞についてご報告することと致したい。

15:25~15:30 休憩
15:30~16:00 質疑応答
16:00~16:10 机と椅子の現状復帰

以上ご連絡:次回は2月12日(第二日曜日)横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3