ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

大室山周辺の散策と河口湖花火(8/5)

2014-08-05 | スマホから
§今朝の富士山

朝、いつものように5時に目が覚める。
ふと見ると東の空が赤い。朝焼けのようだ。
今朝は綺麗な富士山が見られるかもしれないと思い、スマホで三ツ峠のライブカメラを覗く。
最近配信が停止となっている。精進湖からのカメラに切り替える。
見ると富士山に面白い笠雲が掛かっている。

早速、カメラを持って家に出る。道の駅まで散歩していたのでは、朝焼けが消えてしまう。
今朝は散歩無しで、車で活き活き広場まで移動する。

同じようなカメラマンが数名、活き活き広場で写真を撮っていた。
もう朝焼けは終わりかけていたので、慌ててカメラを取り出して写真を撮る。
綺麗な笠雲ではないが、山頂から笠雲が右にたなびいている。
(風は右から左に吹いているのだが・・・・)


数分で朝焼けは終わってしまった。
カメラマン達は既に帰り始めている。

私もサッカーグランドの高台から数枚撮った後、家に帰る。

もう数分早ければもっと赤かったのだが


長く伸びた笠雲


今日は良い天気になりそうだ



§大室山散策

6時前に家に戻ったが、これから朝散歩に出かける時間では無い。
もうかなり日が高くなってきて、暑くなるためだ。

それならば涼しい樹海の中を歩こうと考えて、これまで行ったことの無い大室山周辺に出かけることにした。

国道71号と精進湖登山道の交差した所に車数台が駐められる場所があり、家から車で10分も掛からない。
朝6時半なので、他に車は無い。

ちゃんとした地図は無いが、鳴沢村のパンフレットの簡易地図とスマホのGoogleマップがある。
どれだけGPSとGoogleマップで樹海の中を歩けるか挑戦である。

案の定、大室風穴を探そうとして横道に入り、その後この道で正しいのか不安になって、何度かスマホのGoogleマップを起動してみたが、現在地が前と変わっていない気がする。

なんとなく人が歩いた後をたどって進んで行ったが、いよいよ足跡らしきものも消えてしまった。
ふと見上げると白い荷造りひもが巻き付けられた木が何本か見えた。
その白ひもを頼りに進んで行くと、低い笹が生い茂った広場に出た。
ここが大室山と一瞬思ったが、左の先は上り斜面があり、頂上では無いことが分かった。
GPSが効いているかどうか、一度山旅ロガーをOffにしてMyTracksで歩いてきた軌跡をトレースしているかどうか見てみる。
ちゃんとトレースされている。
もう一度Googleマップを起動し、現在地を表示させてい見ると、近くに点線で表されたさされた小道があることが分かった。
鳴沢村のパンフレットの地図と見比べてみると、片蓋山につながる道であることが分かり、大室山に向かう道があれば上ってみる前提で、片蓋山方面に進むことにした。
右手が大室山の林で、左手は浅い谷の向こうには苔むしたゴツゴツとした樹海が広がっている。

大室山に向かう道は見つからなかった。
急に霧が掛かってきたなと思ったら小雨がパラパラと降って来たので帽子を被ることにする。

霧の先に赤さびた廃車トラックが見えてきた。
急に霧が晴れ、同時にじめじめとした樹海の雰囲気から、ガラリと夏空真っ青の草原に切り替わった。
ここはいったい何処なのか分からないが、鳴沢村のパンフレットには緑色が塗られた場所である。
(後で調べてみると野尻草原という場所で、ここは貞観噴火の溶岩流が流れてこなかった場所らしい)

まったく溶岩のかけらも無く、低い草木や花が一面に広がってる不思議な場所である。
1時間ほど暗いじめじめとした樹海の中を歩いた先に、こんな草原があるとは誰が想像しただろうか。
なんとなく浮き浮きとした気持ちで、景色や草木の写真を撮りまくる。
片蓋山の左には富士山が見えるはずだが、今日は朝の笠雲が広がったように半分以上を覆い隠していてのは残念。

この草原が気に入って、約40分間うろうろしながら写真を撮る。
しかし、暑い。風はあるものの、直射日光が尋常では無い。
500mlの水も半分以上飲んでしまった。
そろそろ涼しい樹海に戻ることにしよう。

帰り道は途中までは通ってきた道だが、その先は初めての道だ。
とたんに足跡が消える。でも大室山を左に見て下って行けば、通行止めゲートに出るはずである。
行きの様な不安は無かった。思ったよりも早く、通行止めゲートに到着。
帰り際にも富士風穴で涼むことにした。
風穴から出ようとした所で、真っ赤なつなぎを来た団体がやってきた。
皆、ヘルメットを持っている。これから風穴の奥の洞窟探検を行うらしい。
次回はライト、ヘルメットと手袋を持ってきて、もぐってみたいものだ。

駐車場にもどったら、探検隊を運んできた3台のバンが駐まっていた。

6:25 駐車場スタート 
6:35 富士風穴
6:45 通行止めゲートをくぐり、大室山のブナの森を歩く
7:00 大室洞窟を探すが見つからず。方向が分からなくなった
7:25 白リボン発見でルート発見。GPSが有効かログをOFFにしてMytracksで確認。GPSはOK
7:30 太い歩道発見。大室山には向かわず樹海の中の歩道を進む
8:05 霧が立ちこめ小雨
8:15 青空が眩しい草原に出る。ここが野尻草原
   草原の様子を写真撮影
9:05 大室山の樹海に戻る
9:40 来たルートと異なるルートで大室山のブナの森を下る
   はじめてハイカーに挨拶する
9:55 通行止めゲートに到着
10:05 もう一度富士風穴に入って10分くらい涼む
10:20 駐車場に到着


ルートマップ
※最近やっと、MyTracksからGoogle Maps Engineにデータを渡して、Maps Engine側で編集出来るようになった。
これで、山旅ロガー → MyTracks → Google Maps Engine → 公開地図URL が可能になった。

※後日調べてみたところ、山旅ロガーの有料版である「山旅ロガー Gold」と「地図ロイド」を連携させると、移動している軌跡をリアルタイムで表示できることが分かり、早速インストールして使い始めた。

この辺りの地図では無く、車乗り入れ禁止の地図


駐車場からすぐのゲート


いきなり樹海っぽい風景


この辺りは歩き易い


涼しい!と思い長袖を着ていたが半袖に着替える


富士風穴の石碑。この奥に風穴がある


右と左の2つ風穴がある


上り下りしやすいように、石垣を作ったのだろう


この奥にハシゴらしき物があった


Nの字に曲がった松?


真っ直ぐ行くと富士登山道。ここを右に曲がる


大室山への通行止ゲート


やまなし森林100選というのを初めて聞いた


青々としたブナの新緑の中を歩く


かなりの急坂を歩く


大室洞穴を探したが見つけられなかった


これが道?白いヒモが見えた


こんな太い木も倒れるのだ


道の左側には樹海が広がる


緑のオブジェのようだ


急に霧が掛かって小雨



野尻草原

廃車トラックの向こうは草原


急に青空が広がる


草原の向こうの富士山は雲に隠れている


真っ青な空に雲がたなびく


西からは雲が沸き立って来る


夏の草原は清々しい


ここからも雲が沸き立って来る


なぜか車の通った跡がある。この先には林道がある


富士山は雲で見えなくなった



再び樹海へ

帰りのほうが樹海の苔も明るい


樹海の谷まで降りて撮影


ブナの森の道は長々と続く


ここから下り坂


もう一度風穴に入る


赤いつなぎの探検隊


この車に乗ってきたのだろう



§BBQ

ジラに戻り、シャワーを浴びる。
夕方は花火に出かけるので、お昼にBBQを行うことにする。
今回初めて手羽先焼きを行ってみたが、じっくりと遠火で焼くと皮がパリパリをなってこれはうまい。
汗をかいた後のビールのつまみには最高である。

暑いのでパラソルは必須


あれ、手羽先の写真が無い


かんかん照りの庭も暑そう



§河口湖花火

お待ちかねの恒例の花火。
これまで色々な花火を見てきたが、ここの花火ほど快適に見られる花火は無い。
まず、人が多くない、暑くない、前を遮るものが無い、水上花火も見られる等、良いことずくめである。
昨年は何度も雷雨に見舞われ散々な目に遭ったが、今回は、天気も良く、適当に風もあり、写真を撮るには最高だった。

今年は初めてアート花火に挑戦。果たしてその出来は?

スターマイン




アート花火①


アート花火②


アート花火③




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