ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

恒例の桑の実ジャム作り(6/20)

2015-06-20 | 別荘生活
朝3:30に自宅を出てジラに向かった。
ガソリン残が1/3程度だが、なんとかなるだろうと思い中央高速に乗る。
深夜料金が適用されて通常より210円安い430円なのは嬉しい。
中央高速は順調に流れている。
5時にはジラに到着。


§桑の実ジャム作り

早速、桑の実詰みに出かける。
昨夜の雨で桑の葉っぱが濡れている。
実の成っている枝をたぐり寄せる度に水が滴り落ちてくる。
慌てて帽子を被る。
今回の準備としては、指が赤く染まらないように、極薄のゴム手袋を付けているのと
両手が使えるように、実を入れるビニール袋はベルトに固定しておいた。
昨年と同じくらいだとは思うが、ここの桑の実は小さい。
なので量を稼ぐためには、数多く摘まねばならない。
約1時間ほどで小ビニール袋が一杯になった。
ジラハウスに戻り、ボールに入れて水を張っておく。実の中にいる虫を追い出すためだ。
でも今回は殆ど虫はいなかった。

しばらく水に浸けた後はザルで水を切る。
次は桑の実のヘタを取る作業である。実が小さいのでヘタが細く短く、キッチンバサミでは大きすぎて取れないので、普通のはさみを使って取る。
幾つあるのだろうか、切ってもザルの中の実は減らない。
この地味な作業を1時間繰り返してやっとヘタ取り完了。

(この後の作業は、梅とビンを買って来た後に、梅酒作りと並行して行った)

結局、桑の実は500gほどあったので、約250gのグラニュー糖を上から振りかける。
10分ほど待ってから火に掛ける。

昨年は、ジャム作りを台所で行った所、甘い香りに誘われてか、家の中に多くの蟻が入り込んできたという苦い経験があるので、今回はジャム作りはベランダで行う事にした。
そこで登場したのが新しいガスコンロのイワタニの「風まる」。がっちりマンデーで紹介されていたので、直ぐにネットで注文したもので、今回がデビュー戦である。

桑の実とグラニュー糖の入った鍋を風まるコンロに掛けて弱火で煮る。
ちょっと風があったが、風まるなら大丈夫だろうと思ったが、簡単に火が消えてしまった。
確かに弱火だったこともあるが、鍋が小さすぎて風ガードが有効に働かなかったためだとわかった。
少し火加減を強めて煮る。

国産レモンを半分に切って、絞った汁を鍋の中に入れる。
ひと煮えしたら完成である。

ジャムの瓶を色々持って来たが、2瓶くらいになるかなと思ったが、以外と大きめの1瓶に入ってしまった。
自宅に持って帰って、毎朝ヨーグルト(3日で1個食べている)に垂らして楽しむことにしよう。

水で洗った後の桑の実


1つづつヘタを取る


これで約500g


グラニュー糖の掛ける


混ぜてしばらく置く


初めて使う風まる


煮詰める


大きめの瓶にちょうど満杯



§梅酒作り

梅酒用の梅「白加賀」の入荷を待っていたが、木曜日にイチヤママートに電話したところ、入荷が始まったとのこと。
しかし値段が750円と昨年に比べて高い。
そんな折り、昨日、妻が「三鷹のオオゼキで白加賀が売っていたので2袋買って来た」とメールがあった。
値段は1Kgで498円と安い。しかも見てみると実も大きく新鮮そうである。今回この2袋をジラに持って来た。

梅酒を2ビン作るためには、もう1つ新たにビンを買わなければならない。
昨年1ビン購入して梅酒を付けたが、内蓋がふにゃふにゃで、ひっくり返すと少々こぼれるし、注ぎ口の作りが悪く裏漏れするという残念なビンだった。
なんで今回購入するビンは少々高くてもしっかりした作りのものにしよう思った。

ビンを買いに朝一でまず、くろがねやに向かった。
赤い蓋の梅酒用ビンが広告の品として498円(税込み)で売られていた。
確認のため蓋をとってみる。ジラにあるふにゃふにゃの蓋だ。そう言えば昨年はここで買ったのだった。
ここではガラス製では無く、ポリ(ペット?)製のビン(軽い!)も売っていたが、どちらも敬遠。

次ぎに隣のマックスバリューに立ち寄る。
なんとここのビンは日本製と書かれているが4L用のビンが品切れ状態だった。
8Lビンは残っているか、これでは余りにも大きすぎる。

今ある白加賀2Kgでは少ないと思ったので、梅とビンの追加調達のためイチヤママートに行くことにした。
イチヤママートでも白加賀は売っていたが、電話で聞いた通り750円の高値。しかしその横に丸々と太った紀州南高梅がおいてあり価格も498円。
思わずカゴに入れてしまった。
梅酒用の4Lの瓶もここで手に入った。ちゃんと日本製だ。

梅酒の作り方は次の通り

(1)流水で洗う
(2)水に浸けてあく抜き
(3)水気を取って乾かす
(4)楊子でへそを取る
(5)ビンをアルコール消毒
(6)梅と適量の氷砂糖をビンに入れて、ホワイトリカーを注ぐ

今回、2ビンを仕込んだがレシピは以下の通り

ビン1
 白加賀 1.3Kg
 氷砂糖 600g
 ホワイトリカー 1.8L

ビン2
 白加賀 0.7Kg
 南高梅 0.6Kg
 氷砂糖 600g
 ホワイトリカー 1.8L

約2ヶ月経てば飲めるようになるだろうが、しばらく寝かして2ビンの味の違いを確認してみたい。

水に浸けた後乾かす(白加賀)


南高梅も洗って乾かす


梅の入っていた袋


梅酒作りと桑の実ジャム作りを並行して行う


出来た梅酒2ビンと余った梅で作った梅シロップ


§もう一度

桑の実は思ったほど量が少なかったので、夕方もう一度桑の実取りに出かける。
朝と違って葉っぱが乾いていたし、朝よりも天気が良くなったので明るく、実も見つけ易かった。
でも、朝取ったばかりなので、残り物といったものしか無くて、朝よりは量が少ない。
それでもまた水にさらして虫を取り、ヘタを切ると言う作業を行い、今度は「風まる」コンロではなく、コールマンの携帯バーナーを使って、ジャム作りを行った。
コールマンの携帯バーナーは年代物で義父から譲り受けたものだが、最初は赤い火が多く出るが、安定すると青い火に変わる。しかも極弱い火でも安定して燃えてくれるので、ジャム作りには最適だと思った。
きっと燻製料理にも活躍できそうだ。

ところがである。事件が発生した。
気が付いたら火が消えている。おかしいなと思い鍋を下ろしてライターで火を付けたところ、バーナー全体から火が出て火だるま状態になった。
※過去に1回だけ同じ状態になったことがあったので、慌てはしなかったが、ブラスチック部品が溶けてしまうとマズイので、古いタオルに水を掛けて絞り、その濡れタオルをバーナーで被って火を消そうとした。
前回はこれでうまくいったのだが、今回は素直に消えてくれなかった。
少し広範囲に火が拡がっているようだ。慌ててはいけないと思い、丸々ストーブ全体をタオルで包み込むように丁寧に被ったところやっと鎮火した。危ないところだった。

結局、ジャム作りの残りの作業は、台所のガスを使って煮て、レモン汁を入れて完成となった。
明日以降にリビングに蟻が湧いて来なければ良いのだが・・・・

コールマンのバーナで煮る


ランタンもぶら下げて雰囲気作り



後日、ヨーグルトにかけて


混ぜると良い色になる




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