花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

雨と泥と花一面の至仏山

2012年07月11日 | 登山

今回歩いたコースを白尾山上空4千メートルから俯瞰した図
7日に歩いた鳩待峠から山の鼻のコースでは、二つ目と三つ目
のベンチの間に、「ハトマチ沢の橋」が有りますが、俯瞰図では
地形の影になって描かれていません。
また「泣き別れの大石」というのは、尾瀬好きの一部の通称です
木道が大石をはさんで往路と復路に別れているためと思われます
正式名称では有りませんので悪しからず
もちろんガイドブックなどには、そのような説明が有りませんが
わかりやすくするため採用しました。


泣き別れの大石を振り返って撮った写真

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雨で写真撮影が思うようにいきませんでしたので
咲いていた花の情報を記載します。

東面登山道では、上州アヅマギクとタカネシオガマが盛りで
ジョウエツキバナノコマノツメのが群生
ユキワリソウの群生が見事でした。
ホソバヒナウスユキソウも沢山有り、シナノキンバイも
盛りでした。
シブツアサツキは蕾、オゼソウは小至仏山周辺で群生
ここからは見た花の名前をまとめて書きます

ハクサンイチゲが群生、イワイチョウ点在、タカネバラは一輪
マルバヘビノボラズは咲き始め、ミヤマダイモンジソウ
ウラベニダイモンジソウ、ハクサンチドリは点在(色が濃い)
ハクサンコザクラ(オヤマ沢田代)で数輪、ヒメシャクナゲ
クモイイカリソウ、
イワハタザオもしくはウメハタザオは至仏山頂付近に沢山
(同定が難しいので)
シラネアオイの咲き残りがトカゲ岩の上部の階段脇

山の鼻の見本園では、トキソウとサワランが見頃
レンゲツツジも咲いていました。
ワタスゲは終わり、タテヤマリンドウも終わって
果穂から実を雨で散布した後でした。

川上川の近くではオオレイジンソウが咲いてます

至仏山でこれから咲く花は
エゾウサギギク、タカネナデシコ、ヒメシャジン
ホソバコゴメグサ、ジョウシュウオニアザミ、タカネトウチソウ
イブキジャコウソウなど

これらについては、私のブログの笠ヶ岳の記事に載っています
ブログの左ソデにある「バックナンバー」から2011年の
7月の記事をご覧ください。