花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

筑波山の無葉蘭

2012年06月18日 | 写真

筑波山の無葉蘭が咲き始めた


無葉蘭の全体像はこんな形、ただし写真のものは二株が
絡んでいる。
名前の通り葉っぱがない。
地味な花なのだが、ランと言うだけで盗掘する人がいる。

昨年はかなりの数が有ったが、今年は半分以下に減った。
原因の一つは、間伐と下草刈りで生育地が荒れたこと
山の手入れをする際、ここが無葉蘭の生育地と知らなかった
のだろう。
切り倒した木や枝をあちらこちらに積み上げられて、無葉蘭
にとっては、生育環境が悪化したかもしれない。
来年は、もう少し出てくれると嬉しいのだが。


ムヨウラン(無葉蘭)・ラン科ムヨウラン属
常緑樹林帯内に生える葉緑素を持たない腐生植物
茎は高さ30~40センチ。茎頂に淡黄色の花を
数個つける。
萼片、側弁花は同形。長さ1.5センチ、半開する
唇弁は先端内部に内向する毛状突起が有る
花期6~7月、分布 本州、四国、九州


咲き始めのムヨウラン

数が減ったので、その全ての位置をGPSで記録してきた。
8割方はまだ蕾で、今週末には咲くだろう。

今夜はなでしことアメリカの試合が有るので、本日はこれまで