花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

小田代湖出現で草紅葉全滅か

2011年09月07日 | 日記

小田代ヶ原を埋め尽くした小田代湖

巨大な湖ができたと言うので、奥日光の小田代ヶ原に出かけた。
夜中までサッカーのワールドカップアジア予選を見ていたので
さすがに目が覚めず、6時頃自宅を飛び出して行ったら、通勤
渋滞と重なって、9時過ぎに赤沼に着いた。

小学生らしい団体バスが何台も駐まっていて、低公害バスが
混みそうなので、小田代ヶ原まで歩くことにした。
木漏れ日のミズナラの林を抜けて、小田代ヶ原に着いたら
今まで見たこともないような小田代湖ができていた。


小田代ヶ原湿原の中央を埋め尽くした小田代湖

周りの山から流れ込んだ水が溜まって、できた湖なので
流れ出る川は無い、これほどの水量が乾燥するには一ヶ月以上は
かかるに違いない。

植生の多さから、まだら模様の草紅葉ができる小田代ヶ原
今年は、草紅葉も全滅の危機である。
小田代湖を見つめる貴婦人も、心なしか寂しげである。
来年の湿原の花はどうなるのであろう。

訂正
5日のブログで小田代湖を7年ぶりと書きましたが
2007年以来の4年ぶりの出現だそうです。
ごめんなさい。



轟音を立てて落ちる華厳の滝

中禅寺湖から落ちる華厳の滝は、奥日光の総ての水を集めて
落ちていると言ってもいい。
台風の豪雨で、想像もできないくらいの水量で落ちている。

私は、上の無料観爆台から撮ったが、エレベーターで下りた
下の観爆台は、さぞかし凄い迫力だろう。
水煙が上がり、地を裂くような轟音がしている事だろう。

団体の子供達の声が賑やかだ。


湯滝、水量が多く、飛沫が白く輝いている。

観爆台は小学生であふれかえっていたので、私は這々の体で
逃げ出した。


竜頭の滝上流