臼杵城 如月の大門櫓

2024-02-16 22:22:22 | 臼杵城











まだ新芽が芽吹く前の木々が
復元された大門櫓を隠すことなく
地面には ところどころ 緑
どんよりとした冬の空も明るく
そろそろ春を思わせる
明るい二月の空



井楼櫓跡
せいろうやぐら
上がってみたら

目の前に




現存 畳櫓の屋根

二の丸より低い 大手前側にあって
島の崖の中腹にあるので
二階の屋根が 手の届くような所に見える


            中門櫓台
            ▽


足元は 登城道
大手門から 上がってくると
畳櫓の前で 折れる
直前に 中門がった


畳櫓

一階と二階が同じ床面積の 重箱造り
うまいことを言う 重箱だけに…

多分 太平の世になり
畳を敷いていたのだろう




茶道では 「ふちだか」というのが
重箱のはじまりではないかと思うが
これも 時系列がわからないと思う
はたして 利休のころ 使っていたかどうか
その頃 主菓子は出していたのだろうか
重箱は かなりの上流武士で
庶民には 無縁だっただろうし
江戸後期の 花見にやっと登場
そんなイメージ

私は 子供の頃から 現在も
重箱は ぼたもち なんだが

話が逸れた


井楼櫓 右手は 多門櫓が続く

城内側の 石垣が いい




多門櫓は 二の丸大手門まで




足元は きれいに積まれた 石垣


井楼櫓台の角       
▽        



二の丸大手門 両側の石垣は 見事




頑丈な造りの石垣を 大門櫓へと行く






こう見ると
城見学は 冬がいい
木の葉もないし
足元の 雑草もない





大門櫓脇土台の上から

門の前を見下ろす





そうか
土台より 櫓を下げることで
横矢を射ることができる



その脇に上がる 雁木

ここ 布積み


                     ↑
                     隙間があるが…ご愛敬か






         △
          横板が張ってある


城内側 左手




城内側 右手




扉が 天下泰平じゃ

物足りなくもあるが
良いことでもある


さ 門を出て 外から 見てみましょ





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