憧れか 懐かしさか
自転車走らせ 君の町へ
ラッシュアワーは 日暮れ時
路面電車を追い越して
忙しそうな路地を抜ければ
君が住んでるここが下町 君の町
さんま焼けたか
粋な親父の声がする
こんな歌をご存知でしょうか?
斉藤哲夫の「さんま焼けたか」
高3の頃だったと思うんだけど、
何故かレコードを買ったりして、
ギター弾いて唄ってたような・・・
別に深い思いはなかったのだが、
毎日、夕方になると薪で風呂を沸かすのだが、
その、熾きを七輪にとって、
魚を焼いていました。
前が海だから小さい頃は、
自分で釣った魚を焼いた。
鯵の小さいのをゼンゴというが、それだったり、
太刀魚だったりした。
秋刀魚というのは知っていたが、
宇和海は揚がらないから食べたことがなかった。
街の方の魚屋さんにいかないと売っていなかったが、
場所的においしい他の魚が安いので
秋刀魚は食べる習慣が薄かった。
何年か前に、三陸沖の秋刀魚の直送を、
分けてもらったことがあり、
刺身で食べた。
うまかったよ~。
塩焼きも、こちらで手に入るものとは、
脂がのっていて、全然、味がちがっていた。
春に黒潮にのって北上し、
餌をたくさん食べて、
産卵のためにまた南下するのだそうだ。
それを、三陸沖とか銚子沖で獲るのだが、
まるまると太ってるのだそうだ。
しかし、四国、九州まで南下してくると、
脂がおといてしまうらしい。
ダイエットというわけだ。
栄養は、あの苦い内臓ごと食べるのがいいらしい。
もちろん、すり大根をそえて、かぼすを搾って・・・
今年も、何度か、秋を味わいたい。
サザエも、
サンマも、苦いとこダメ。。
コーヒーの苦いのは美味しいのになぁー
ギター弾いてる?