暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

無邪気

2023年02月12日 | 古民家
 子供だましに子供らしさ・・・良くも悪くも揶揄されて・・・
無邪気に笑える様子なら・・・許されて来た言葉の中にも、ダメ出しが多くなり・・・
子供に出来る世界は狭くなり・・・暮らしが育てて来た文化の広がりは狭く・・・
安心安全の中に・・・窮屈な毎日が過ぎて行く・・・。

個性が無いようで、誰もが持っている自分は、どこで決まるのか解らないけれど・・・
育つ環境で得られる個性は・・・正解は無くても、自由が多くを運んでくれるような気がする・・・。
一つ所で修業をするよりも・・・いろんな経験をすると広い世界が見えて来る・・・
と、思うか・・・節操無く自分が決められなくなるのか・・・。
正解を求めず・・・ただ目の前にある時間に向き合って行くのが修行なのかも知れない・・・。

人生50年から100年などと言われる暮らしに・・・
行き急ぐように時間を駆けている・・・。
奉公して・・・お礼奉公して、独り立ちする・・・
修行の時間もお礼奉公の時間も受け入れて・・・残りの時間で多くを成した先人の手仕事は・・・
無邪気に駆け回る中から・・・密度のある仕事と出会えたんだと思う・・・。
生まれながらに仕事が決められている時代とは違う、今を過ごしているけれど・・・
急ぐだけでは身に付かない・・・無邪気ないたずらや遊びから見えて来る暮らしがあるような気がします。


コメント
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