寒さも暑さもひと頃とは様子を変えて・・・寒い場所は寒く、暑い場所が暑くなるようにと・・・
自然は語り掛けていたものが・・・寒い場所は暖かく、暑い場所はより熱く・・・
人の暮らしの積み重ねが大きな変化を届けて・・・一番の困り顔に届かない変化の色は・・・
ようやく目の届くところに降りて来て・・・取り戻そうと行ったり来たりしている・・・。
緑の森が今よりも盛沢山だった頃は・・・濃い空気で満たされて・・・
森から流れる川の水も・・・アプアプと満たされていた豊かな自然で囲まれていると・・・
人も動物も、別人のような暮らしの中で・・・造りも違う生き物だったような気がする・・・。
数字を並べると・・・良い事ばかりのような気がしても、共生して行くにはずいぶん偏り気味で・・・
一緒に歩いて行くにはチグハグな暮らしになっている・・・。
大きな力が必要なら・・・大勢を集めみんなで力を合わせて来た仕事も・・・
大きな機械の力で手数が減り・・・伝統の技でゆっくり歩く時間は省かれてしまい・・・
毎日気付かないほどの変化の暮らしは・・・とてもあやふやに過ぎてしまう・・・。
節目の見える暦の数字を数えながら・・・暮らしを経てる心地よさが春夏秋冬にいくつも隠れていて・・・。
どこにいても安心出来る暦と歩く暮らしが・・・そこに住むすべてを満たしてくれるように思う。