暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

目を閉じる

2023年02月03日 | 古民家
 たぶん・・・昔に戻ろうと思い立っても、本当の昔を知らない世代は夢見心地で・・・
知っている世代はあまり戻ろうとは思わないほど・・・苦労や大変さを経験して来ただけあって・・・
今が良いと思いながら・・・みんなががうらやましがりはしても、詰まる所育てて来た今が良いと思うのかも・・・。

おひさまに出会う前に外でガサガサと・・・昼はせわしく息を切らして・・・
夕に、佇まいを整え・・・夜に勤しむ昼の顔・・・。
休まる時間も無いほど働きづめは・・・農村の風景も、サラリーマンの影も同じようで・・・
家は継がせないと親心は・・・田舎の暮らしを見通して・・・
出稼ぎとは言わないけれど・・・暮らしの豊かさを求めて出掛けるのは、今も昔も変わらない気がする・・・。

古臭いと遠慮して来た住まいの変化が・・・古民家のお店は落ち着くと・・・
世代をごちゃまぜにして・・・流行が続いている・・・。
先人が残した伝統の技は・・・ずいぶん寂しくなって来たけれど・・・
人が少なくなって、時間の流れがゆっくりな場所では・・・
幾分手仕事も残っていて・・・瞬きの間に、そんな時代の生き残りも・・・
いつの間にか目を閉じてしまうのかも知れない。

コメント
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