暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

とんねる

2023年02月11日 | 古民家
 長いトンネルを抜ければ・・・そこが雪国であるかのように・・・
暗い先を踏み越えてゆけば・・・待っているのは凶か吉か・・・。
天に祈ってみても変わり様の無い自然相手に・・・どこまでも従順に控えていたけれど・・・
昨今は・・・不要不急が多すぎて、手前の都合で何とかならんものかと・・・
無理維持を通す暮らしが続いている・・・。

公園の木々が丁寧に縛られて・・・雪とたわむれる姿が美しいと・・・
機能美はずいぶん遠くから景色と重なり合って・・・何度も工夫の枝葉の始末は・・・
芸術なんだろう・・・と、こだわりの美しさが、切ない季節に色を落としている・・・。

見よう見まねで言葉を覚え・・・猿真似をして兄弟を追いかけて・・・。
親の後ろ姿に嫌気を覚えても・・・子供が背丈を超す頃には、自分の背中を後ろに見ている・・・。
繋がる文化はクモの糸を手繰るようでも・・・暮らしの繋がりは太く丈夫でありたいと願えば・・・。
コロコロと揺れる頼りない足取りが・・・いつか追い越し遠くに抜けて行くと・・・
長いトンネルの先は・・・七色の道筋が待っている。


コメント
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