暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

混じり合う

2023年02月27日 | 古民家
 山間の静かな場所に住処を築く・・・どれだけ不便でどれだけ不自由だったのだろうと思うけれど・・・
何度も巡るには大きな力が必要で・・・守り続ける意味が世代を超えて続いて来ました・・・。
何かしらの大きな理由が歴史の中で挟まれて・・・留まるには難しい場所でも、暮らしを守る大きな意味が生まれたんだと思う・・・。

森を育てるには・・・人の手と自然の営みとを合わせて出来上がっていた・・・
森や川や海が繋がり自然が守られているように・・・人の暮らしも、森や川や海があるから守られて・・・
ひとつが欠けても廻らない共存の暮らし方に・・・守る意味をフワフワと考えながら続いていると・・・
巡り巡れば・・・良い出来事も悪い事柄も一緒に暮らしを守って行けるのかも知れない・・・。

カセットテープと遊んで・・・良い音にこだわり続けてきれいな音にたどり着いて見ると・・・
いつしか雑多な音が聞きたくなり・・・巡り巡って戻ってしまう・・・。
心地よい雑音がある訳は無いと思いながら・・・混ざりあった中には幾通りもの顔が見え隠れして・・・
みんな同じが列をなして並んでみると・・・居心地の悪さに気付いてしまう・・・。
山と海が混じり合う暮らしに交流が生まれ・・・海の向こうの島と島が出会えば・・・
それぞれの厄介な文化は生まれて消えて行きながらも・・・
いくつもの理由が生まれる住処は・・・この先も混ざり合って行くんだと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする