暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

出会う

2022年07月06日 | 古民家
 折詰め片手にホロホロと・・・千鳥足でご帰宅は、遠い昔のおとぎ話し・・・。
お米のお酒にブドウのお酒・・・麦のお酒と芋のお酒・・・
お猿さんが偶然見つけた木の洞に・・・自然に生まれたお酒の話しはいかほどか・・・
今では、微生物を操り・・・温度も伝統の技術も操る、科学の趣向品が生まれているようですが・・・
日本酒に使われる酒米を育てる後継者造りや・・・
お酒に合う、地域の水を守る苦労が・・・この先大きな問題になって来るようです・・・。

日本を守るには・・・日本を造って来た、伝統の文化を守る事で・・・
まじめに向き合うひた向きさが・・・地味な様で、他にはない大切な文化だったような気がします・・・。
古民家の住まいには・・・地域の暮らしが現れて、地域で育った造りが育てられて・・・
大した交通手段の無い頃にも・・・技術の受け渡しはいくつも残り・・・
匠の技は・・・全国に広がって行きました・・・。

三世代の暮らしのお母さんは・・・朝ごはんに掃除・洗濯・・・お昼ごはんに畑仕事・・・夕ごはんに繕い物・・・
10人ほども家族がいて、ご飯に味噌汁・煮物と考え出すと・・・一日中ごはんの支度で追われているような気もします・・・。
いろんな食生活が生まれて・・・準備に手間暇のかかる和食が敬遠されるのは時代の流れでも・・・
豊かな食文化は・・・一汁一菜でも、炭水化物たっぷりのおいしいごはんでも・・・
気候風土に合った暮らしが広がれば・・・いびつな自然への影響も少なくなるのかも知れません・・・。
元気な酒蔵がこの先どれほど残り・・・魅力的な日本酒に出会えるかはわかりませんが・・・
地方の小さな酒屋さんの・・・大きな暖簾をくぐり、甘くトロリとした香りに囲まれる・・・
そんな幸せに・・・この先も出会いたいと思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする