暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ありのまま

2022年07月07日 | 古民家
 自然も歳を重ねて行くんだろうけれど・・・あまり気にしないのは・・・
大きな成長はおおらかで、毎日見ていて気付かなくて・・・
大げさな変化が無いから気にも留めなくて・・・
子供が小さい頃は、このまま、柔らかな時間が続くかなと思っていたけれど・・・
友達とのやり取りが良くなって・・・素っ気なくされた時・・・
自分もずいぶん歳を重ねた事に気付いてしまう・・・。

住いも・・・歴代の写真を並べると、華やかだった立ち姿が色あせて・・・
インテリアも洋服も家具も・・・何もかもが当たり前のように古ぼけた景色に落ち込んで行ってしまうけど・・・
華やかだった頃だけは、いつまでも覚えている・・・。
街の景色は同じようにセピア色でも・・・町の景色は相も変わらず記憶の中と同じ場所にあって・・・
その姿に華やかさを覚えるのは・・・歳を重ねたからなのかも・・・。

森も木々も・・・人の時間では微動だにしなくて・・・
目をこらせば・・・枝葉の多さや、幹の太さもずいぶん様変わりして・・・
人の社会の変化に付いて行けず・・・山のカタチが変わる場所も生まれてしまい・・・
川に墨汁一滴・・・海にオシッコ1回してみても大丈夫だと思う暮らしはとうに過ぎて・・・
数年後にあの川も森も・・・豊かな海も見違える姿に変わってしまうほど時間の流れが速くなってしまいます・・・。
ありのままの時間を無視する・・・歳を重ねたくはないような気がします。


コメント
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