暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2022年07月16日 | 古民家
 チキテンツクテン・・・遠くから音符が届くと体は踊り・・・
ほころぶ顔のほっぺの艶やかさに・・・イチコロでやられてしまう父の顔・・・
小さな甚平さんと・・・花柄の小さな着物姿に・・・夜店の橙とキララ星がちりばめられる・・・
ここ何年も置き去りの、古いしきたりだけれど・・・きらびやかな夜の集まりは・・・
ようやく前に進もうとしていて・・・さあて、と幕が上がり、夢の時間が始まります・・・。

五穀豊穣を祈るお祭りや・・・魂を迎え・送り出すお盆の時期も・・・
神頼みや神話の世界に入ってしまう時間は、遠い昔から変わらず続いていて・・・
古臭いからと、あきらめもせず・・・今風にアレンジられていそうでも、太鼓に笛の音と変わらない姿は見かけて・・・
どこかで文化は繋がり・・・細々といろんな場所で楽しんでいる・・・。

古民家の暮らしも・・・田舎時間の暮らしも、後悔しながら同じことを繰り返し進めて・・・
その場所に何があったのかも覚えていられないほど・・・毎日の居場所も頭に浮かばなくなってしまう・・・。
必要と思われると・・・誰かが手を伸ばし、どこかで誰かが繋がって・・・
知らないうちに、知らない誰かが救いの手を掲げている・・・。
小さい頃から耳に残る音や・・・残像のように瞼の裏に映る伝統の舞・・・。
サラサラ引かれる幕の先には・・・これからの新しい世代が待っているのかも知れません。
コメント
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