暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

病み

2022年07月12日 | 古民家
 ザワリと揺れる風のチカラも・・・キリキリ歌う、夏や秋の虫も・・・
瞼をボンヤリ閉じながら・・・まんざらでもない眠りの前では・・・
子守歌には大声すぎて・・・応援されるには弱すぎて・・・
それでも耳障りとは違う・・・時間が止まっているようで心地よくもある・・・。
ザラリとした音の多さに耳もつかれているのか・・・
たくさんの喧騒に打たれて、身体も・心休まる時間はあるのだろうか・・・。

どんなに苦労しても、話題が移れば品物は売れなくて・・・。
話題にもなりそうも無いつまらない話題が・・・グリグリと前に出てくることもあり・・・
どこまで追いかければうまくいくのか・・・追いかけなければ良いのか・・・
何だか世は、いい加な様でいて決まりも多くて・・・自然でいるのも不都合に見られて・・・
大人と子供で差が開けば・・・男と女で分け隔てを無くそうとしてみたりと・・・
ややこしさの塊のように見えてくる・・・。

古民家の暮らしや古さに興味を持っても・・・江戸時代の暮らしに戻りたいのでも無く・・・
何でも手作業の・・・遠回りな仕事に変わりたいのでも無く・・・
ただ、何かと癒されたい・・・と、心が愚痴を吐いているから・・・
ヨロヨロと・・・自然や、素の生き物達に関わり合いたくなって・・・
森や海や川に近づいて・・・やんごとない時間をつぶやくのかも知れない・・・。
独り言を・・・大きな口で奏でても、意味なく受け止めてくれる自然のおおらかさと怖さに・・・
もう少し近づきたいほど・・・心は音を求めているのかも知れない。

コメント
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