暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

気まぐれ

2021年11月22日 | 古民家
 パタパタと屋根を奏でる雨の音は・・・時に悲しく、時に美しく・・・
物語を彩る、たとえに使われるけれど・・・
目の前に来ると困りもして・・・来ないと早く来ないかと思う・・・
カッコよく決めたいアイテムにもなって・・・楽し気な場面にも使われて・・・
自然の恵みには、無くてはならない・・・気まぐれ者なのに・・・
とても人気者で・・・厄介な存在です・・・。

自然の動きに、自然の暮らしは翻弄されて・・・
作物の出来・不出来は・・・長年の経験で過ごす伝統が手助けしてくれて・・・。
住まい造りも・・・天候で左右されて、思い通りに計画が進むことはなくて・・・
昔ながらの素材を使っての手作業は・・・既製品を使っての住まい造りよりも時間が掛かり・・・
乾燥させてみたり・・・細かな部材加工をしてみたりと・・・
思い通りに進ませてはくれません・・・。

土づくりは1年・・・木の乾燥は最低でも2~3年は必要で・・・その都度用意をお願い出来ても・・・
加工や組み立てには、さらに1~2年は必要になってしまい・・・
だから・・・昔ながらの住い造りは、敬遠されるのですが・・・
時間をかければ・・・その分、一緒に過ごせる時間が長くなります・・・。
空き家にならない・・・してはいけない住まい造りと、地域の在り方があるんだと思います。
コメント
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