暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

素直

2021年11月03日 | 古民家
 目を見て笑って・・・肩寄せ合って泣いて・・・
ひざを突き合わせてしかめっ面・・・時には大きな声を投げあう時もあるけれど・・・
友と呼べる仲間はかけがえなく・・・しわくちゃな顔が揃っての世間話しは・・・
姿かたちに遠慮なく・・・投げあう言葉に、優しい微笑みが映っている・・・。

幼いころは関係無く・・・スカートを履いたり、クリクリ頭だったり・・・
性別も歳も超えて育てられ・・・それが当たり前のように地域も受け入れて来た・・・
分別がつく頃から仕分けされ・・・流れるように時間は過ぎて、大きな大人になって来たけれど・・・
違和感が生まれる世代が増えて来たのか・・・以前から、声を出せずにいたのか・・・
何も変わらない心が落ち着くには・・・まだまだ時間がかかるのだろうか・・・。

小さな集落の中に入るには・・・懐深く、自分も身を置かなければいけないように・・・
笑いも悲しみも・・・一緒に分かち合う姿が必要です・・・。
閉鎖的な場所もあれば・・・開放的な地域もあるのは、繋がれてきた文化で大切な教えです・・・。
古民家の残る集落は各地に残り・・・地域で育てられた暮らしが素直な姿を見つけて・・・
人と人のつながりが生まれると・・・自然にその輪の中に入れるのは・・・
子供のような素直なやさしさを、手に入れたからなんだと思います。


コメント
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