暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

宝物

2021年11月02日 | 古民家
 天高く馬肥ゆる秋・・・
フラリと空でも飛んでみたくなる、秋の澄んだ空は・・・
夏と秋に育つ、雲の高さが関係しているようで・・・
低い雲が長くとどまる場所では・・・どうしても抑えられる気持ちが残ってしまう・・・
太陽や雲に一喜一憂する、自然相手の仕事に・・・
秋は実りの時期でも・・・その先に待つ厳しい冬の過ごし方に、気持ちが抑えられてしまう・・・。

言葉が違い・・・食文化も変化する場所では、住まいの形も大きく変わります・・・。
多少の違いがあっても、全国どこでも変わらない住まいの姿はいつの頃からなのか・・・
個性的な住まいの考え方は・・・自然相手に生まれて、先人の教えの中で変化と進化を繰り返し残されて来たけれど・・・
合理化や利益の至上主義に埋もれて、どこに行っても変わらない暮らしが作られて来ました・・・。

フィルムが流れるような車窓は、見知らぬ世界に続く映画の中・・・
降り立つ駅にも・・・行きかう人にも、幻想的な居場所を感じ・・・
これでもかと思う深い深呼吸は・・・濁った体を通り過ぎる澄んだ空気が心地よく・・・
同じ国とは思えなくても・・・なにか懐かしく、ふところをくすぐられる楽しさがある・・・。
唯一な場所を感じられるのは・・・そこに行けば手に入る伝統的な文化が、変わらず残されているから・・・
それは・・・そこに育つ者の宝物で、皆で守る大切な文化なんだと思います。

コメント
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