暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

コロコロ

2021年11月29日 | 古民家
 玉入れのハズレみたいにころがるドングリや・・・悪戯のように散らばる松ボックリ・・・
帽子をかぶった可愛いしぐさも・・・武器みたいなイガイガな姿も・・・
森を育てる小さな始まりで・・・
近所の公園に・・・遠くの山に・・・たくさんの命を広げようと・・・
飽きもせず・・・毎年転がっています・・・。

街路樹が、道路に敷き詰める落ち葉の山を・・・渋い顔をして始末する姿・・・
バラバラと・・・所狭しに伸びた枝葉を刈る面々・・・
人の暮らしに近づき過ぎる木々の美しさは・・・敬遠する言葉も浮かぶけれど・・・
モッサリと積もる落ち葉や、落ちた枝葉は・・・森を育て、山を守る大切な土へと変わって行きます・・・。

里山の暮らしは・・・自然からの頂き物で暮らしを育て、地域を守って来たけれど・・・
自然から離れた暮らしは・・・山や川、海の大切さに触れない暮らしになって・・・
繋がれる文化は・・・ずいぶんと塗り替えられてしまいました・・・。
伝統は文化でも・・・家庭の中で使われないと少しづつ失われてしまいます・・・。
古民家の良さは・・・姿かたちだけで無く、その文化を感じる暮らし方が残されているからだと思います。

コメント
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