暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

理屈

2021年11月09日 | 古民家
 薄暗い中・・・ひと際小さく映る影が忙しく・・・
よくよく覗けば・・・小さなお母さんがいそいそと動きまわり・・・
掃除に片付けを・・・小気味よく奏で、窓には薄日も覗いてる・・・。

薄暗い部屋の中で・・・囲炉裏が炊かれ、煙と湯気が入り混じる古民家・・・
豪華で洒落た造りから・・・農家暮らしの質素な造りまで・・・
古民家を想う考え方はいろいろあって・・・
消えてゆくのは・・・どれも質素な住まいばかり、歴史的価値のない代物は・・・
伝統でも・・・文化財でも・・・
町の風景のみたいに・・・そこに何があったのか、思い出せないほどあっさりと消えてしまう・・・。

無名の人や物が・・・数十年・・・数百年すると・・・
有名人になるのは・・・時代に理解されない感性を持っていて・・・
ようやく追いついた時代が、大騒ぎするように・・・
古民家のブームも・・・自然の価値観に相談するかのように・・・
地産地消や・・・持続可能な社会目標のように、古い暮らしを見直す時間に追いついたのかも知れません・・・。
100年・・・200年と守れる暮らしには・・・理不尽な習慣もあるけれど・・・
伝統を守る文化には・・・理屈では語れない心が残されているのだと思います。
コメント
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