日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「カトリーナ」のヒステリー

2005年09月03日 20時44分38秒 | 気まま日記
米ルイジアナ州南部の都市ニューオーリンズを襲った超大型ハリケーン「カトリーナ」は、想像を越える規模であった。災害は、人々の上に平等にやって来ない。「災害はいつも弱者に厳しく」やって来る。病人、子供、貧困層に厳しい。金持ちは、ヒルズ(丘、海抜が高い)に住む。援助物資の配達が第一だ。(水、食料、寝具、そして仮設住宅)特に商店からの略奪が目に余る。
治安回復が必要だ。ニューオーリンズがこんな都市とは想像していなかったので驚いた。
アメリカは、日本を統治していた当時から昭和30年代まで、台風も女性名詞で読んでいた。「ジェーン」、「キティ」・・・など。女性のヒステリー症状に似て、手が付けられない荒れようだからのようだ。
ニューオーリンズ:ルイジアナ州最大の都市で、人口48万人。ミシシッピー川河口近くでクレセント(三日月状)の中洲で平均海抜は、なんとマイナス1.5mである。フランス統治からスペイン統治を経て1803年米国領に。19世紀末には欧州人、黒人の音楽が融合した「ニューオーリンズジャズ」が生まれた。
「ルイジアナママ」(・・・やって来たのはニューオーリンズ。髪は金色、眼は青く、本物だよ。デキシクイン・・・。)が日本でもヒットした(唄 飯田久彦)