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歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

たんぼの学校(苗床の草取り)

2007-05-19 22:45:30 | 自然
先週、飛び入りで近所の「田んぼの学校」の田おこしに子供と一緒に参加しましたが、今週も何かやらせてもらおう、とそれなりに準備して(といっても汚れてもいいような格好をしただけなのですが)田んぼに向かいました。
しかし、すでに難しい作業「畦作り」はセミプロの方々が済ませてしまっており、結局今日は稲の苗床の草取りを手伝うだけでした。とはいえ、この草取りはなかなか難しいです。ただ単に生えている草をむしるのとは違います。稲の苗が生えている中に芽吹いている雑草を引き抜くのですが、稲とは全く異なる双子葉植物であればともかく、同じ単子葉植物の雑草はなかなか稲との区別がつかず、間違って稲を引き抜いてしまう失敗を何度もやらかしてしまいました。
農薬や機械に頼らない米作りは本当に大変だと思います。

田おこしとシュレーゲルアオガエル

2007-05-13 21:59:09 | 自然

拙宅の近所には農地がいくつか点在しているのですが、その中に「田んぼの学校」という有志の方々がお米を作っているところがあります。


「谷戸」と呼ばれる里山の谷あいにあって、夏には蛍も舞う自然環境が豊かな場所です。この週末に子供たちを散歩に連れてきたところ、田おこしの真っ最中でした。


子供も飛び入り参加してちょっとだけ手伝いました。


田おこしの最中に、土の中から白い泡の塊が見つかりました。聞くと、「シュレーゲルアオガエル」の卵塊なのだそうです。あまり聞かない名前の蛙ですが、モリアオガエルとよく似た小さな緑色の蛙です。モリアオガエルは樹上に卵塊を産み付けるので有名ですが、こちらは土の中に穴を掘って同じような卵塊を産み付けます。詳しくはこちら


田おこしの邪魔にならない場所に移動させてやったところ、よく見るとおたまじゃくしになって動いているのもいます(赤線で囲んだ部分)。こんな瞬間はめったに見られないものなので、子供たちは感激していました。面白かったので来週も遊びに来ることにしました。

20日以上飲食せず冬眠状態 「驚異的生命力」と医師

2006-12-19 23:44:45 | 自然
本当なのでしょうか。ちょっと信じがたいです。
この六甲山での遭難のニュースは以前から知っていましたが、この続報には心底びっくりしました。

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20日以上飲食せず冬眠状態 「驚異的生命力」と医師(共同通信) - goo ニュース

2006年12月19日(火)19:51

 兵庫県の六甲山で約3週間遭難し「焼き肉のたれで生き延びた」と伝えられた西宮市職員打越三敬さん(35)=西宮市上之町=が19日退院し会見。遭難2日後の10月9日に意識を失い、31日に発見されるまで20日以上食べ物だけでなく、水すら飲んでいなかったことが分かった。

会見に同席した医師は「体温が約22度という極度の低体温症だった。動物の冬眠に近かったのではないか。驚異的な生命力だ」と説明。保護時はほとんどの臓器が機能停止状態だったが、現在は後遺症を残さずに回復した。

打越さんは10月7日に遭難。意識を失う前、試しに焼き肉のたれをなめたが「とても食べられたものじゃないと思った」と笑った。医師も、焼き肉のたれが命をつないだという家族の当初の説明を否定した。
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秋山で怖いのは「疲労凍死」です。凍死というと体が凍って死ぬ、というように思われがちですが、これは間違いで、寒さのために体温が奪われ、手足や内臓、そして脳や心臓の機能が停止して死に至ることを言います。秋の山は晴れていれば夏のような軽装でも登れてしまうこともあります。しかし油断して防寒具を用意せずに入山して、運悪く悪天に見舞われた場合、冷たい雨やみぞれに体温を一気に奪われて疲労凍死しかねないのです。
疲労凍死を防ぐには、防寒具はもちろんのこと、炭水化物を摂取して体内のエネルギーを維持することが必要です。しかし、この方は10月の六甲山で20日間も飲まず食わずで生きていたというのですから、記事の医師のコメントの通り、驚異的としか言いようがありません。

ところでこの方、登山を再開するのでしょうか。。。

箱根に行ってきました

2006-11-26 22:41:27 | 自然
箱根の日帰り温泉に行ってきました。紅葉を期待していたのですが、あいにくの曇り空で、十分には堪能できませんでした。晴天だった昨日はきっと良かったでしょうね。

景信山に登りました

2006-10-28 22:26:06 | 自然
大学時代に在籍していたワンダーフォーゲル部のOB会のイべントで、高尾山に近いい景信山に行ってきました。高尾山周辺というと小学生の遠足というイメージが強く、景信山なんて…と少々ナメていたのですが、思っていた以上に登りはキツく、美しい自然が多く残されていることに驚きました。



飯豊連峰について

2006-10-27 22:52:47 | 自然
さきほど投稿した(書評)吉岡忍「奇跡を起こした村のはなし」ですが、1つ本書で非常に気に入らない点があります。それは、冒頭で吉岡氏が飯豊連峰のことを「日本一小さな連峰」と表現していることです。これは明らかに誤りです。飯豊連峰は南アルプスにも比肩しうる大山脈です。黒川村に近い、飯豊連峰の前衛に当たる櫛形山脈のハイキングコースが「日本一小さな山脈」として宣伝されています。吉岡氏は明らかにこの櫛形山脈と飯豊連峰を混同しているものと思われます。

私は飯豊の山の深さには強い印象を受けました。日本は狭い国なので、見晴らしの良い稜線上でキャンプをすると、夜は遠くに町の夜景が見えたり、町の夜景は見えなくともぽつりぽつりと人家の灯りが見えたりするものですが、飯豊の場合はほとんどそんな灯りが見えませんでした。それだけ山が深いのです。咲き乱れる高山植物も美しく、私がまた是非訪れたい山の1つです。飯豊連峰を水源とする胎内川を遡行する沢登りもチャレンジしてみたいですが、険悪なゴルジュ帯、真夏も残る巨大なスノーブリッジを突破できるほどの力量はとてもないため、夢に終わりそうな気がします。

                
                真夏でも残る巨大な雪渓

                
                花が咲き乱れる稜線
        
                
                本当に雄大な山脈です。

冬山の季節到来ですね

2006-10-19 21:46:26 | 自然
神田の石井スポーツからDMが来ました。ちょっと覗いてみようかな。冬山はもう何年も登っていませんが、人の少ない白銀の世界は魅力的なので、いつかは再開したいものです。
ネックはやはり冬は仕事が忙しくなるということと、家族の同意が得られにくいということです。当分はお預けですね。

西丹沢日帰りハイキング

2006-10-09 18:43:57 | 自然
連休の最終日、西丹沢の畦ヶ丸から加入道山へ単独で日帰りハイキングをしてきました。気持ちの良い晴天でしたが、ほかに登山者は少なく、静かな山旅でした。
西丹沢はろくに展望が得られない山域ですが、東京近郊では貴重な原生林の美しいところです。もう少し時期が遅ければ紅葉が楽しめるかと思います。
久しぶりの登山だったので、かなりしんどかったです。明日以降の筋肉痛が怖いですね。