ネコを飼ったことは1度もない。
だから、ネコを飼うことはある種の憧れだったりする。
ネコには逃げられる性質だ。
いつも片想いである。
前の職場ではネコが多くて、
のんびり歩いている姿を見ていると、
ついほのぼのした気持ちになったものである。
ところで、養蚕に携わる人々にとって、ネコはありがたい生き物だった。
蚕をネズミから守ってくれるからである。
養蚕信仰では、ネコを神聖化し、
“猫石”なるものを配布する神社もあった。
この猫石を蚕のそばに置くと、ネズミを除けるとされたのである。
ネコの絵が描かれた札を配るところもある。
猫石と同様にネズミ除けに霊験を発揮するもの。
ネコは、海上の人々や山中の狩人などに忌まれ、
時として化猫として恐れられる一面があるが、
それもまた神聖視の裏返しなのだろう。
埼玉県内では、同じようにネコの霊験にあやかって生まれたキャラクターがいる。
文書館のマスコットキャラ“もんじろう”である。
文書館は言うまでもなく、古文書から行政文書まで、
多くの文書資料を収集し、保管している公共施設。
埼玉県の文書館は、浦和の県庁のすぐ隣に位置している。
文書にとって、囓ったり、おしっこをかけたりするネズミは、
大きな敵である。
歴史や地域、そこに生きた人々などを語る大切な文書をネズミから守るべく、
ネコの“もんじろう”が誕生した。
着ぐるみは作られていないが、
ひこにゃんと同様にネコ科に属するキャラである。
文書と筆を持ち、首には鈴。
もんじろうの霊験もあって、文書は大切に守られているようだ。
ネコと一緒に暮らす生活は、どんないいことがあるのだろう。
ちなみに、ぼくはネコアレルギーらしい。
ネコに触るとくしゃみが止まらなくなる。
どこまでも片想いなのである。
埼玉県立文書館(埼玉県さいたま市)
最初の写真は“もんじろう”
だから、ネコを飼うことはある種の憧れだったりする。
ネコには逃げられる性質だ。
いつも片想いである。
前の職場ではネコが多くて、
のんびり歩いている姿を見ていると、
ついほのぼのした気持ちになったものである。
ところで、養蚕に携わる人々にとって、ネコはありがたい生き物だった。
蚕をネズミから守ってくれるからである。
養蚕信仰では、ネコを神聖化し、
“猫石”なるものを配布する神社もあった。
この猫石を蚕のそばに置くと、ネズミを除けるとされたのである。
ネコの絵が描かれた札を配るところもある。
猫石と同様にネズミ除けに霊験を発揮するもの。
ネコは、海上の人々や山中の狩人などに忌まれ、
時として化猫として恐れられる一面があるが、
それもまた神聖視の裏返しなのだろう。
埼玉県内では、同じようにネコの霊験にあやかって生まれたキャラクターがいる。
文書館のマスコットキャラ“もんじろう”である。
文書館は言うまでもなく、古文書から行政文書まで、
多くの文書資料を収集し、保管している公共施設。
埼玉県の文書館は、浦和の県庁のすぐ隣に位置している。
文書にとって、囓ったり、おしっこをかけたりするネズミは、
大きな敵である。
歴史や地域、そこに生きた人々などを語る大切な文書をネズミから守るべく、
ネコの“もんじろう”が誕生した。
着ぐるみは作られていないが、
ひこにゃんと同様にネコ科に属するキャラである。
文書と筆を持ち、首には鈴。
もんじろうの霊験もあって、文書は大切に守られているようだ。
ネコと一緒に暮らす生活は、どんないいことがあるのだろう。
ちなみに、ぼくはネコアレルギーらしい。
ネコに触るとくしゃみが止まらなくなる。
どこまでも片想いなのである。
埼玉県立文書館(埼玉県さいたま市)
最初の写真は“もんじろう”
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