クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

そこで何をすると“神罰”が下る? ―上之村神社の社前の堤―

2009年11月15日 | 神社とお寺の部屋
上の写真は社前を直接通るのは恐れ多いと、
“成田家時”が築かせた堤。

社前で落馬したのをきっかけに、
芦毛の馬に乗って通る者は必ず“神罰”が下ると聞き、
堤を築いたという。
熊谷の“上之村神社・大雷神社”に現存している。

社前ではないが、この近くで自転車がパンクしたことがある。
思えば、そのとき乗っていたのは芦毛色の自転車だった。
神罰が下ったのだろうか。

帰路は神罰のごとく大変だった。
『田舎教師』(田山花袋)の書き出しにある「四里の道は長かった」を
体験してしまったのだから……


社前の堤(埼玉県熊谷市)



同上

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