
えつこさん

グルリット…次の曲は3拍子ですが、左手はワルツの伴奏形ではなく、不規則なリズムもあるので、
拍子をしっかり数えて休符をはっきりと、正確に取るようにしましょう

右手は3拍目の付点のリズムにアクセントが付かないように気を付けて下さい

練習曲…左手を1拍ずつの和音で取って練習されると効果的だと思います

左手の1番指が強くならないように、下の音のメロディラインをよく聴きながら
弾くようにしましょう

右のページの頭はもう少し力を抜いて、左右の拍をぴったり合わせて正しいリズムで
弾けるように、ゆっくりさらって下さい

さわこさん
フーガ…拍子感を意識してみましょう

スケールの大きな3拍子と思って頂いて

もう一度1声ずつ、2声ずつに分解して弾いた方が掴みやすいと思います

特に出だしはテーマの最初の音でもあり、1拍目でもあり、更に次の音まで3拍も
空いてますから、この独立した8分音符はしっかりと深く響かせましょう

ソナタ…ミスタッチがあったら、直前ではなく少し前、フレーズの頭から弾き直すようにして下さい

1フレーズの中で何ヵ所も間違ってしまう場合は、そのフレーズを何度か繰り返して
練習しましょう

その際テンポがだんだん速くならないように注意して下さい

音楽的にはきれいに弾けていますから、存分に歌って弾けるように、最後にもう一度
フレーズごとの練習を頑張ってみて下さいね

りさちゃん
ツェルニー…1小節目にレッジェルメンテ、ノンレガートと書いてあります

軽やかに歯切れよく、ノンレガートでという意味だから、右手は規則的に拍の頭の
音を出して、リズム感を持って弾きましょう

特に右のページは強弱の起伏をダイナミックに表現して、ドラマティックに終わりましょう

ソナタ…主題部分、とてもよくなってきました

右手にちょこちょこ出てくる16分音符の3連符のリズムに気をつけて、鋭く弾くようにしてね

36~、107~の右手はもっと弱く、リズムを刻むだけ、メロディは左手だから、
スラーに気をつけて弾きましょう

80小節目からは右手の8分音符に気をつけて、16分音符の長さにならないように注意してね

りのちゃん
バッハ…プレリュードはよく譜読みできていますよ

2~3小節目は若干ディミヌエンド、4小節目はクレッシェンドという風に、音の流れに沿って
強弱の起伏も付けてみましょう


トリルは強すぎず弱すぎず、対旋律の16分音符を消さないように、バランスに気をつけながら
よく歌って美しく弾いてね

フーガも1声ずつ、できたら譜読みを始めてみて下さい

ワルツ…もう少し弾き込んで、より深くしあげていきましょう

リタルダンド、もう少し甚だしくゆっくりしていいですよ

あと、全体的にもう少しトーンを落として、ベースを弱めにした方が繊細な印象に
なってきれいです

転調した中間部は特に、もう少し軽めに、113小節目からも重くならないでソプラノの
音をきれいに響かせることを意識しましょう
