〔14.12.18.日経新聞:投資情報面〕
アスクルが17日発表した2014年6~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比59%増の8億8500万円だった。主力の法人向け宅配は、工場や建設現場、医療・介護分野に顧客を広げた。消費者向け宅配の「ロハコ」事業は先行投資が重く営業赤字だったものの、物流の効率化などのコスト削減効果もあり、全体の営業利益は12%増の16億円となった。
売上高は11%増の1319億円で、法人向けの売り上げは7%増の1230億円だった。円安進行で輸入商材の価格が上昇したが、コピー用紙やファイル類などの製品価格に転嫁した。消費者向けは利用者と取扱商品を増やし、売上高が2.1倍の89億円になった。ただ、販売促進費用がかさみ同部門の営業損益は17億円の赤字だった。
15年5月期通期は売上高が前期比9%増の2770億円、純利益が57%増の34億円とする従来予想を据え置いた。
アスクルが17日発表した2014年6~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比59%増の8億8500万円だった。主力の法人向け宅配は、工場や建設現場、医療・介護分野に顧客を広げた。消費者向け宅配の「ロハコ」事業は先行投資が重く営業赤字だったものの、物流の効率化などのコスト削減効果もあり、全体の営業利益は12%増の16億円となった。
売上高は11%増の1319億円で、法人向けの売り上げは7%増の1230億円だった。円安進行で輸入商材の価格が上昇したが、コピー用紙やファイル類などの製品価格に転嫁した。消費者向けは利用者と取扱商品を増やし、売上高が2.1倍の89億円になった。ただ、販売促進費用がかさみ同部門の営業損益は17億円の赤字だった。
15年5月期通期は売上高が前期比9%増の2770億円、純利益が57%増の34億円とする従来予想を据え置いた。