日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

東証4/17:反落、ポジション調整や利益確定の動きで

2015年04月18日 | 相場概況(株式&為替)
[東京 17日 ロイター]
日経平均
終値      19652.88 -232.89
寄り付き    19810.40
安値/高値   19638.37─19815.25

TOPIX
終値       1588.69 -10.73
寄り付き     1594.88
安値/高値    1587.22─1598.24

東証出来高(万株) 268328
東証売買代金(億円) 29720.08


東京株式市場で日経平均は反落。一時247円安となる場面があった。欧米株安を背景に朝方から売りが先行。決算期入りを前にポジション調整売りや利益確定売りが指摘されたほか、海外ヘッジファンドによる換金売りとのうわさも聞かれ、軟調に推移した。もっともTOPIXコア30 が小幅に続伸し、連日で年初来高値を更新するなど主力株の一角が堅調に推移しており、下値不安は乏しいという。

日経平均が下げ幅を拡大する一方、TOPIXが比較的底堅く推移したため、NT倍率 が大幅に低下。終値では約1カ月ぶりの低水準を付けた。4月13日には昨年末以来の高値水準まで上昇し、「日経平均主導型でゆがみがあった」(国内証券)ことか
ら、その修正が続いているという。

ファーストリテ や京セラ 、ファナック など値がさ株の下げが日経平均の重しとなったほか、年初来高値圏にあったソニー やNTT などが利益確定売りに押された。
半面、三菱UFJ などメガバンクには海外勢とみられる資金が流入。キヤノン や日産 なども堅調に推移し、指数を下支えした。

松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「銀行株が売られると目先調整の怖さがあるが、堅調に推移している限り日本株に対する先高観は消えない。日経平均は25日移動平均線(1万9581円30銭=17日)を下値めどに切り返し、再び2万円を試す展開になるだろう」とみていた。

個別銘柄では、曙ブレーキ工業 が反落。16日、2015年3月期の連結業績予想を下方修正したと発表。当期純損益予想を従来の6億円の黒字から60億円の赤字(前期24億円の黒字)に見直した。一転最終赤字の見通しとなったことを嫌気した。

東証1部騰落数は、値上がり461銘柄に対し、値下がりが1301銘柄、変わらずが119銘柄だった。  (杉山容俊)


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