〔15.1.31.日経新聞:投資情報3面〕
エーザイは30日、2015年3月期(国際会計基準)の連結営業利益が前期比55%減の300億円になる見通しだと発表した。従来予想の530億円から下方修正した。国内で主力の認知症治療薬「アリセプト」が後発薬普及が響き落ち込む。抗がん剤「ハラヴェン」など新薬の伸びも想定を下回る。150円の年間配当は据え置く。
売上高は従来予想を下回り、7%減の5550億円を見込む。アリセプトは全世界で2割近く減収となり、米国で主力の抗潰瘍薬「アシフェックス」も特許切れに伴い急減する。税負担が減り、純利益予想(約9%減の350億円)は据え置いた。同日発表の14年4~12月期の営業利益は前年同期比47%減の238億円だった。研究開発費や販管費は減ったが、売り上げ減を吸収できなかった。
エーザイは30日、2015年3月期(国際会計基準)の連結営業利益が前期比55%減の300億円になる見通しだと発表した。従来予想の530億円から下方修正した。国内で主力の認知症治療薬「アリセプト」が後発薬普及が響き落ち込む。抗がん剤「ハラヴェン」など新薬の伸びも想定を下回る。150円の年間配当は据え置く。
売上高は従来予想を下回り、7%減の5550億円を見込む。アリセプトは全世界で2割近く減収となり、米国で主力の抗潰瘍薬「アシフェックス」も特許切れに伴い急減する。税負担が減り、純利益予想(約9%減の350億円)は据え置いた。同日発表の14年4~12月期の営業利益は前年同期比47%減の238億円だった。研究開発費や販管費は減ったが、売り上げ減を吸収できなかった。