日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

外為6/9:ドル124円前半、株安で下押し圧力強まる

2015年06月10日 | 為替全般
[東京 9日 ロイター]          
      ドル/円    ユーロ/ドル  ユーロ/円
 午後3時現在 124.27/29 1.1337/41 140.90/94
 午前9時現在 124.57/59 1.1278/82 140.50/54
 NY午後5時 124.50/52 1.1291/96 140.53/57

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べドル安/円高の124円前半だった。目立った材料が見当たらない中で方向感を欠いていたが、午後、日経平均株価が下げ幅を拡大すると下押し圧力が強まった。

朝方124.50─60円台で推移していたドル/円は午前9時半頃に124.74円まで伸び上がったものの、仲値近辺では輸出企業の売りが流入。じりじり値を下げる展開になった。その後、ユーロ高/ドル安の流れも合わさり、124.39円付近まで軟化した。

ドルは124.40円付近では下げ渋り、正午以降は小幅に持ち直す動きも見られたが、午後2時過ぎから日経平均株価の下げがきつくなると、連れて124.25円まで下押しされた。「125円台に乗せた達成感もあるうえ、本当か嘘か分からないオバマ大統領の発言なども出た。手掛けづらい」(国内証券)との声が出ていた。 

市場では「中長期的にはドル買いという見方は変わらない」(邦銀)という。次の材料待ちというムードになっており、11日発表の5月米小売売上高が強い内容となった場合は、再び上値トライの機運が盛り上がりそうだとみられている。

前日の海外市場では、オバマ大米統領の発言がきっかけとなりドルは125.49円から124.99円まで急落する場面があった。その直後に米政府高官が否定したことで値を戻したが、「火のないところに煙はたたない。(ドル高について)全く何も発言していないというのも信じがたい」(外為アナリスト)との声が上がっている。


<ユーロ/ドルは上昇>

ユーロ/ドルは午後、この日の高値を上抜けると1.1347ドルまで上値を伸ばした。

午前は1.1273ドル付近から1.1343ドルまで上昇し、6月4日以来の高値をつけた。ユーロ関連の新規材料はなかったが、1.1300ドルちょうどと、前日高値の1.1307ドルを抜けたことで上昇に弾みがついた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。