日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

東証6/17:3日続落、日米欧イベント前で様子見姿勢強まる

2015年06月18日 | 相場概況(株式&為替)
[東京 17日 ロイター]
日経平均
終値      20219.27 -38.67
寄り付き    20306.10
安値/高値   20126.57─20323.08

TOPIX
終値       1633.7 -6.16
寄り付き     1645
安値/高値    1629.35─1646.45

東証出来高(万株) 188798
東証売買代金(億円) 21817.96

東京株式市場で日経平均は3日続落となった。前日の米国株高を好感し朝方は買いが先行したものの、断続的な先物売りに押され下げに転じた。日米欧の重要イベントを前に模様眺めの姿勢が広がるなか、後場に入り一時131円安まで下げ幅を拡大。日銀によるETF(上場投資信託)買いへの期待感が支えとなったが、安値圏でもみ合いを続けた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文やイエレン議長の会見での発言、ギリシャ支援問題の方向性、さらには週末の日銀金融政策決定会合などを見極めたいとの心理が働き、積極的な売買は手控えられた。東証1部の売買代金は約2.2兆円と低調だった。

薄商いが続くなか、日中は先物主導で上下に振れる展開となった。午前10時過ぎに断続的な先物売りが強まったことで日経平均はマイナスに転じ、軟調にもみ合う時間帯が継続。後場に下げ幅を拡大後、前日終値近辺まで戻す場面もあった。

外部環境の不透明感から上値を買いにくい地合いのなかで、「日銀によるETF買いへの期待感が下支えとなったほか、中国株が比較的落ち着いた動きとなったことで、買い戻しが入った」(内藤証券の投資調査部長・田部井美彦氏)という。

時価総額の大きい銘柄で構成されるTOPIXコア30 は前日比0.61%安。日経平均の0.19%安、TOPIXの0.38%安と比べ、きつい下げとなった。大型株が軟調な一方で、中小型株はしっかり。東証2部総合 は0.2%高となり、連日の高値更新となった。

個別銘柄ではマツモトキヨシホールディングス が堅調。日本政府観光局が17日に発表した5月の訪日外国人客数が前年同月比49.6%増となったことで、インバウンド消費関連株として関心が向かった。

半面、アークランドサカモト がさえない。同社は16日、2016年2月期第1四半期(3―5月期)の連結営業利益が前年同期比15.3%減の23億1100万円になったと発表した。減益決算を嫌気した売りが出た。

東証1部騰落数は、値上がり791銘柄に対し、値下がりが956銘柄、変ずらずが138銘柄だった。 (長田善行)


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